四日目

新型コロナウィルスに振り回されっぱなしのこの頃ですが、PCR検査をなぜか制限?している東京都でも感染者が確実に増加しています。たしかに検査をしなければ感染者の数は把握できず増加も抑えられるのでしょうが、一日2万人以上の検査能力(いずれは10万人…

三日目

昨日に続いて『人新世…』の絡みです。 要するに、経済的理由で生理用品を買えない女の子が出てきてしまうような事態が、なぜ21世紀の先進国で起きてしまうのかということを、真剣に考える、そしてその解決法として「資本論」があると斎藤幸平さんは本の中で…

二日目

昨日はグダグダと意味のないことを書き連ねたけど、今日もまた意味のないことを書き連ねていこうと思っています。 つい最近『人新世の「資本論」』という本を買い込んで読みました。「資本論」はその昔かじった程度の経験はあるのですが、読み込むということ…

再開の辞

ともかく、このところ文字も絵も描かない日々が続いて頭がますますボケ老人に近づいてきたのではと、まあ考えているのです。それで、何はともあれ毎日少しでも文章を作って頭をトレーニングすることを心がけようと、殊勝な思いをメグライアン(こんなおやじ…

“新コロ”で暮れた、暮れようとしている・・・。

去年の今頃は今年がこんな風になるとは想像もつかなかった。世界中が新型コロナウィルスに慌てふためくなんて、21世紀は何が起こるか分からない。 「サピエンス・全史」を遅ればせながら読んだ。著者は歴史学者というが、軍事史が専門らしくヒトに厳しい見方…

PCR検査件数はなぜ増えない・・・

冬季のインフルエンザの流行期は新型コロナ重なるために、PCR検査を積極的に実施して“振り分け”を適切に行う必要が迫られている。都の試算によれば現在の7倍半、一日75000件の検査が必要と言われる。ちょっと待って、そうすると今は一日たった1万件の検査能…

もしオリンピック開催が無ければ・・・

もし今年オリンピックの開催年でなければ、新コロナ対策はもっとスムーズだったと言われている。ぎりぎりまで開催に拘り、ついには延期を決めて翌年まで先延ばししたが、ここにきて新コロナの第2波とも言うべき事態がヨーロッパやアメリカで進行して、来年開…

青い・・・

悲観論

私は無神論者だが神をネタにしたジョークは好きだ。その一つにこんなのがある。溺れそうになった人を助けようとボートを出すと、その人は「神が助けに来てくれる」と救助を断った。仕方なく救助ボートは引き返す。なおも溺れているので別のボートがやはり救…

理解不能

菅新内閣の支持率が出た。共同通信社によるものだが、66パーセントとかなり高率の支持を受けている。ご祝儀相場というのがあるそうだから額面をいくらか割り引くとしても、かなりの高い支持率と言える。同時に行った“もり・かけ・さくら”の再調査を必要とす…

いつになったら秋が・・

夜になると秋の虫が外からは聞こえてくる。けれど昼間は真夏日が続き気温は夜になっても下がらず、熱帯夜の朝が開ける。さすがに今日は熱帯夜ではなかったが、湿度が高く蒸し暑い雨が降ったり止んだりの一日だった。 日本周辺の海水温が依然として高いらしく…

月です。 月 空 空でした。 絵

東京都民としての見識

都知事選挙は予想通りの結果で終わった。小池都知事は全市区町村で得票率がトップとなって2位以下の候補者に大きく水をあけて当選した。テレビは午後8時の投票締め切りと同時に小池候補の当確を伝えた。予想されていたこととは言え、かつて美濃部都政を誕生…

贈り物

「人にはふさわしき贈り物を」というどこかの作家が言ったフレーズを昔聞いたことがある。ところが他人に物を贈るというのは難しい。難しいからつい避けてしまう。すると時機を失してさらに贈りづらくなる。まずふさわしい贈り物がなかなか難しいし、相手の…

新型コロナウイルスに思う

「COVID-19」と呼ばれる新型コロナウイルスが私たちにいくつかのことを具体的にして気づかせてくれた。空や水はこの数ヶ月格段と綺麗になり、森や野原に動物の姿が目立つようになった。これらの現象はヒトの経済活動や動きが低下したことによるもので、前々…

夏は来ぬ

やたらと暑い。 梅雨前の蒸し暑さがこのところ続いている。もう夏なのかも知れない。なんせ天候はやたらと不確かになってきているから。 上級国民としては別荘にいくとかして暑さを避けたいのだが、高速道路の土日割引が中止となっているから、それにCOVID-1…

2020年 地球の旅

「2001年宇宙の旅」はスタンリー・キューブリックがアーサー・クラークの原作を見事に映像化した傑作映画だが、“2020年地球の旅”は日米首脳の無能さを世界に知らしめた駄作の現実物語である。マスク二枚で新型ウイルスに対抗しようとする宰相と、消毒液がウ…

“新型コロナ”で見えたもの

世界中での感染拡大が続いている新型コロナウイルスだが、いままでぼんやりとしか見えてなかった問題点が顕在化してきたと思える。なかでもヒトの経済活動がもたらしている自然環境へのモロモロのデメリットは、具体的で可視化された事象となって私たちの前…

しばらくぶり

ほぼ一年ぶりの更新となる。 この間には新型コロナウイルスの拡大が今年になって猛威を振るいだし、世界中が”コロナに振り回されている。ただ、コロナのおかげで経済活動が低下し空気が、水が、海が、近年にないほどきれいになっている。ヒトの活動が弱まる…

空の彼方のこと

データによれば、地球の直径は約12,756㎞で太陽は1,392,000㎞だと言う。地球と太陽の距離は約1億5千万キロメートル、これらを1億分の1のスケールに変えると、1.3ミリほどのビー玉が150mほど先の1.5m弱の大玉を、秒速30㎞で回っていることになる。秒速30㎞は…

漠然たる不安

アメリカのトランプ大統領が次期大統領選への立候補を表明したらしい。共和党内での支持率が90パーセントを超え、世論調査でも43パーセントを超える支持を背景にして、2期目を目指してのスタートとのことだ。身内とは言え、共和党内での支持が90パーセントに…

AIとどのように付き合う

つい最近のニュースで、ある県では児童相談所での児童虐待の危険性を判断する手段として、試験的にAIを使って行うとの報道があった。このソフトは厚労省が開発したものらしく、実験が成功すれば全国で活用したいとのことだった。これを聞いて、いよいよA…

「罪と罰」

言わずと知れたドストエフスキーの小説だが、実のところ題名は知っていても読んでいないという人も多い小説だ。私もその一人で、冥土の土産にと思い読み始めた。江川卓の訳だから定番中の定番だと思う。全体に古い感じのする訳で、ややもすると投げ出したく…

残念と思うことなど・・・

もう大分前のことになるが、アーチェリーの教室に通っていた時のこと。ちょっといい女の人から練習中に、”的見れば ちぢに心は乱れけり”と話しかけられた。言うまでもなく大江千里の”月見れば”のパクリで、的に矢が中々当たらないことへの洒落だったのだが、…

小人閑居して・・・とは言わないが

自民党が所属議員に向けて、“失言暴言をしないため・・・”と言った内部文書を配ったとの報道があった。そのような文書を配布しなければならないほど自民党所属議員は低レベルなのかと呆れると同時に、そもそもそのような人たちは選良たる議員には不適格では…

昔の名前に戻しました。

このブログは「貧窮問答」という名前で始めたのですが、とちゅうで「蕎麦屋の釜」という名前の変更しました。「nya5656」はこのサイトに変わるときに自動的につけられたもので、そろそろ本来の名前に戻してブログ更新にも気合を入れてみよう・・・などと考え…

本当なのか?

このひと月は改元騒ぎで鬱陶しいことこの上ない。 報道各社の世論調査などでは、新しい元号は好ましいとか、新時代を感じるなどとの意見が多いという結果らしい。それ本当かよ、と首をかしげたくなる。私の周りではそのような意見とはむしろ反対の、いまさら…

実のところ・・・

ブログあるいはdiaryは、去年の3月で区切りをつけたのだった。だからこのサイトの更新はあまりやらない。けれど時折りボケ防止のために書くという行為もしなければと思い、忘れたころにどうでもよいことなどをでっち上げる。正しくは「書く」という行為では…

「真摯な気持ちで受け止めて・・・」

沖縄での住民投票のあった翌日、安倍首相はその結果について「真摯な気持ちで受け止めて・・・」と記者会見で語った。もちろんのこと、“適当に聞いてりゃいいんだ”とは言えるはずもないから型通りに言っただけだろうが、それにしても“真摯”が呆れて「俺を使…

引っ越し蕎麦

引っ越したというから来てみたけど、なんにも変わらない。