2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

欠けている 満たされない

面白い本を読みました。京極 夏彦の「数えずの井戸」です。番長皿屋敷のはなしが下敷きで、人の持っている様々な欲望や欠落感を自己分析した登場人物に語らせます。物語の筋は省きますが、人の心の中にある掴みどころのない感情を、具体化してくれる作家の力…

ペットシンドローム

もう大分前になりますが、「ペットロスシンドローム」という言葉が新聞などで良く取り上げられました。今ではあまり聞かれなくなりましたが、状況はさらに異なったところで深刻になっています。ペットに身も心も奪われてしまう病です。「ペットシンドローム…

休日

また来週ね おやすみ。

罪滅ぼし おわり

終章 さて、いよいよこのだらだら長い与太話も終わりとなります。特別目新しいことを書いた訳でもなく、もちろん建設的な提案というものでも有りません。思いつき、生噛り、耳学問などを寄せ集めて考えたものです。ですから与太話というのはある意味本音です…

罪ほろぼし その6

第5章 それでどうする え!どうするの。 第3章で山林の私的所有は再考すべきと書きましたが、今まで林業に携わって来られて人たちの努力によって、山林が守られてきたこともまた事実です。だからそういったことを無視してことを進めるのは出来ないと思って…

罪滅ぼし その5

第4章 日本の山岳は観光資源としても立派なものです。 山林を守ることは都市の水環境を守ることであり、大気や海の汚染を防止するうえでも絶対条件となるものです。そして山林を守ると同時に都市の緑化とそこに降る雨を地面に吸収するシステムの構築を進め…

休日

休みだって言うのに 空模様が・・・。まあ私は毎日が日曜日だから・・。

ファウスト その終わり

一応は読みました。しかし後半はいわゆる斜め読みで、「とまれ お前は美しい」のところもさほど盛り上がらず、やはりこれは波長がずれてしまっているなと思った次第です。 ゲエテは文豪などと言う冠がつけられている作家、詩人ですから、感性豊かな人が読め…

休日

今週は参ったわね 来週も続くらしいけど 参るわ・・。

罪滅ぼし その4

第3章 山林は私的所有にはなじまないね はっきり言って。 その道の専門家によれば、この数千年は非常に安定した気候の時代で、むしろこのような安定期は地球の歴史の中では稀であるとも言います。地球史的なスケールでみれば驚くほど安定した数千年もほんの…

罪滅ぼし その3

第2章 水は山林の贈り物なのね 有難いことです。 国土の大部分が山林によって覆われているということは、温暖で多雨の気候環境が前提であり、これは取りも直さず水資源が豊富にあると言うことです。地球上の生命とって水は必要不可欠の要件であり、経済活動…

罪滅ぼし その2

第1章 山を収奪するだけでは 山林はさびれます。 日本は木材資源の豊富な国で国土の大部分は山林によって覆われています。これらの山林の多くはヒトが植林したもので、杉やヒノキなどの林業に関わる山です。しかしその前には天然林があったはずで、その天然…

罪滅ぼし

序章 私はかなり前から山に登っています。「山男」などと言う言葉が巷で使われていた頃からですから大分になります。いまでは「山女(ガール)」というのが流行りらしく、おしゃれなファッションで登るメッチョン(この言葉はすでに死語ですね)を時折見かけ…

ファウスト その3

今週もまたファウストからです。 真ん中辺りまで読んだのですが、その先がなかなか捗らないのです。途中違う本を読んだりもしてしまい、その本がまた面白く(この本は数学者が書いた歴史解説のようなもので、頼朝や尊氏の外に、信長、謙信、秀吉と言った戦国…

休日

おやすみね

TPP

このところなにやらピーピー賑やかですが、TPPと言う聞きなれないアルファベットがマスコミで盛んに取り上げられています。「トランス・パシフィック・パートナーシップ=環太平洋戦略的経済連携協定」と言うのだそうです。この頃は「戦略的・・」といっ…

臨時休業

明日は早朝よりお出かけでお休みです。 また山へ行くんだって。

ファウスト その2

最後まで読んでない(ちょうど半分ぐらいまで進みました)ので何とも言えないのですが、戯曲風の形式で(この本は戯曲なんですね)書かれているので、舞台で演じられるようなセリフ回しに慣れるまでやや時間がかかること除けば、ゲエテが何故60年の歳月を…

枯れ木も山の賑わい

昔の人は上手いことを言ったものです。山の中には豊かな葉をつけた木ばかりでなく、すっかり葉を落とした木や枯れ木も混じっています。そして全体として調和の取れた風景となっています。ちょうど今は紅葉の盛りですが、紅葉も葉を近くでみれば、鮮やかな赤…

ファウスト

私も名前ぐらい知っています。本の題名であることも知っています。手塚 治虫の漫画で読んだこともあるし、“時よ止まれ お前は美しい”などという有名なセリフの出てくる本であることも存じております。しかしまともに読んだことがないのです。話の中身があま…

休日

例によって寝姿ですが こんな恰好で良く眠れるのかと・・・。

繰り言

昨日仕方なしに大枚7000円を振り込んできました。言わずと知れた交通罰則金です。なんせ目の前に置いておくといらつくし、裁判に持ち込むまでの気概もないものですから早いとこ済ませてすっきりしようと思ったのです。しかし全然すっきりしませんでした。…

汚い手口

罠にはまりました。 一昨日の朝方に車で出かけたのですが、何時もの道で何時ものように右折(右折は嫌いなのですが)したところ、前方から白バイの警官らしきものが出てきました。“あれ!”と思い車を止めると、「ここは午前7時から9時まで右折禁止ですので…

文化の日を前に

文化勲章をもらう人は年金350万円のおまけが付くそうです。かなりの年輩の方が多いし、お金に困っているような人も見受けられないし、年金の趣旨から言うとあまり意味のある制度とは思えないのですが、文化に功績があった人なのでしょうから国が幾ばくか…

冬が来た

いや参りました。急に寒くなって年寄りには堪えます。今年の夏はもうやたら暑く、いつまで経っても涼しくならないと思っていたら、今度は天気が愚づつきだして、からっとした秋空が何処かに行ってしまい、気がつけば急に冬のような天気なって木枯らしが吹き…