もし今年オリンピックの開催年でなければ、新コロナ対策はもっとスムーズだったと言われている。ぎりぎりまで開催に拘り、ついには延期を決めて翌年まで先延ばししたが、ここにきて新コロナの第2波とも言うべき事態がヨーロッパやアメリカで進行して、来年開催さえも危ぶまれる事態となっている。それでも開催に拘るＩＯＣやＪＯＣの面々は、”何が何でも””となっている。きっと、いくら犠牲を払ってもやるしかない、あとは野となれ山となれだ、と思っているに違いない。あるいは丁半博打と同じで、のるかそるかサイコロを振ってみなければ分からない、と考えているのだろうか。
300億円の見直しをしたと胸を張っている人たちは、その10倍以上の追加費用をだれが負担するのか知っているのだろうか。新コロナで大盤振る舞いをしている無責任な人たち同様に、ツケを払う必要のない、なぜならその頃にはその人たちはみんなクタバッテイルから、お気楽に何でもありなんだよねと思う。2020年にオリンピックを招致したことは誤りだった、愚の骨頂であったとは思わないんだろうね国民は。馬鹿だもんね。
