2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イングリッシュ

暗記することはどちらかと言うと苦手で、英語の単語などには大分苦労した記憶があります。けれど横文字で歌うことには憧れていましたから、意味など分からなくても丸暗記でいくつかの歌詞を覚え、下手なギターに合わせて楽しんでいました。基地の近くで育っ…

JR北海道で起きていること

貨物列車の脱線をきっかけに保線管理のずさんな実態が明るみに出たJR北海道ですが、結論から言ってあれは無理な人員削減と効率優先の体質が生んだ当然の結果と思えるのです。聞けば国鉄時代から人員は半減以下、補修用の資材も充分でなかったと報じられて…

うーん 今日は・・・

今日は、と言うか、今日もと言うか、早い話がネタ切れで、今日一日頭の隅を突いてみます。 頭が重いの

堀田 善衛という作家

この作家の本を初めて手にしたのは確か4・5年前で、「定家明月記私抄」という題名のものでした。例によって図書館で借りた本でしたが、読み終わる間もなくネットで注文したほど気に入った本でした。この作家が「インドで考えたこと」という名著を出してい…

一万尺の名月

なぜか快晴続きの先週、仲秋の名月を観るため御嶽山に登ってきたのです。 「月は東に 日は西に」の句通りに、蕪村の世界が一万尺の高みに再現されました。湧き上がる雲の彼方の日本海方面に沈む夕日と、八ヶ岳を覆い隠す雲海から昇る中秋の名月という、大変…

「ノモンハンの夏」を読む

“ノモンハン”と聞いてピンとくる人は昭和史に強いか戦中の関東軍に居た人辺り(もう生きていないか)で、地名なのか人名なのかそれさえも判然としない人が多いでしょう。半藤一利著「ノモンハンの夏」は、1939年5月から9月にかけて、当時の満州西北部…

「汚染水はコントロールされている」・・・か?

安倍首相はオリンピック招致決定会場で大見得を切って宣言しましたが、その後の東電の発言や福島原発での動きを見る限り、とてもそんな状態ではないことが明らかになっています。菅官房長官は首相の大見得を薄めるべく必死に説明をしていましたが、海外メデ…

風立ちぬ

宮崎監督の「風立ちぬ」を観てきました。考えてみると映画館で宮崎作品を見るのは初めてで、今まではビデオやTVで放映されたもの観てきたのでした。アニメと言うと何となくTVで観るものとの思い込みがあったのです。 で、結論ですが、このアニメは実写の…

鬱陶しい

TVをつければおりんぴっく、新聞は1面からおりんぴっく。まったくオリンピックが無くなったらどうするのよ、と言いたいほどの馬鹿騒ぎで鬱陶しいことです。どうせ私は非国民ですからオリンピックなんぞは反対ですし、あんなものはどこかのイベント屋に任…

手帖

手帖を使い始めてからもう何年になるのか、よく覚えていませんがかなりの期間使っています。手元には古いものが15冊程度しか残っていませんが、きっとそれより前から使っていたのでした。 私の場合、予定を書き込むという使い方よりは日記代わり、あるいは…

うんざり

オリンピックの開催が決まったとたんに、TVや新聞が大騒ぎを初めてうんざりですが、不動産業界や土建屋業界も色めき立ち、経済界全体でもオリンピックバブルを期待する声が高まっています。“原発汚水問題はコントロールされている”とIOC総会で大見得を…

理念より安定

2020年オリンピックの開催地が東京に決まり、金儲け屋と筋肉馬鹿が喜んでいます。それにしても今回のオリンピック開催決定は、いよいよ理念の遠のいた競技会となったとの印象を決定づけたような気がします。オリンピック本来の精神から言えば、スポーツ…

孔子も老子も荘子も何ぼのもんじゃい

結論から言いますと、老子も荘子も良く分からず途中で投げ出したということです。知識や聖人を有難がるのは意味のないことという教えや、自己解放というか個人あるいは魂の自由を目指す老荘の思想は、ある意味では現代的であり時代を先取りしたものでもあっ…

感性

刺激に対する直観的感覚、感性とか感受性と言われるものは、持って生まれた部分と環境の中で獲得した部分とに分かれると思いますが、後天的に獲得した部分は年齢を経るにつれて失われてゆくような気がします。もちろん不断の努力によって研ぎ澄まされてゆく…

長月

いよいよ9月となりました。いえ、だからと言って特別の意味がある訳ではなく、今年もあと4か月余り、冥土の旅の一里塚でもある年代わりの月もあと僅か、とまあ秋の夜長に向けて想いを致そうかと、考える余裕もない猛暑ぶり返しで呆れかえった朝だったので…