2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

予防

転ばぬ先の杖、後悔先に立たずなどと言って、予防に関する格言のようなものはいろいろ有るようです。 ではこれらが私達の間で守られているかと言うと、甚だ頼りなく、出たとこ勝負などと言う威勢のよい言葉に押されていることが多いようです。この国の人々(…

休日

布団の中は極楽ね

道楽

この頃はあまり使われない言葉です。今風に言えばホビーですか、趣味とも言いますがそれらとは少し違うものとも思えます。あまり実益の伴わない、それでいて場合によっては金のかかる、人から褒められることも無く、蔑まされることも無く、ほとんど無視され…

時間 その2

ヒトはいつごろから時を計り始めたのか。明るくなったら起きて、暗くなったら眠る生活の中では時を計る必要はなさそうだ。おそらくヒトは、長い間、時を計るなんてことは考えずに生きてきたに違いない。 子供の頃、自分の腕時計を持つことに憧れた。今では時…

時間

時の間と書いて時間。或る時から或る時までの間に経過した何かにつけた尺度、ですかね。 意識してもしなくても時間は経過するけど、意識しなければ無いものとして扱える概念。幼児の頃は時間なんて考えたことも無かった、と思う、記憶ないけど。いつの頃から…

すり寄るまたはすりすり 

男が女にすり寄る、場合によっては男が男にすり寄ることも有るかとも思うが、ある政党が違う政党にすり寄るとかに使われるこの「すり寄る」と言う言葉の響きは、何かこう隠微と言うか淫乱と言うか怪しい語感が有り、あまり良い環境の中では使われないようだ…

米軍基地その2

何やら大騒ぎした挙句に、元の場所に戻ってしまったかのようなことになっている普天間基地の移転ですが、私はそうは思いません。今となっては辺野古への移転は絶望的となったと言ってよい状況(それとも強引にやるんですかねえ、まさかそれは・・)ではない…

休日

やはり休日は寝るのが1番かと・・。

論語パート2

何か書きものにして置かないとすぐ忘れてしまうのです。全く困ったものでして、そこで今日も論語です。 顔淵第十二という章の中で政治について語っています。 足食 足兵 民信之・・・と続きますが、要約すると、政治は経済の安定、軍備の充実、道徳の完成が…

論語

突然ですが孔子のお言葉です。 あの方はいろいろなことに言及されているようで、その昔は論語を暗記することが学問の第一歩でも有ったようです。遅ればせながら齧ってみると、よく耳にするフレーズが出てきます。曰く、初っ端から、有朋自遠方来、また、温故…

家はヒトを映す

仕事で家を見ることがかなりの期間あり、一戸建て住宅や集合住宅、店舗、事務所ビルなどを中心に内部や外部をかなり細かく見てきた。おそらく棟数にすると1000棟は下らないと思う。その経験から、建物は建て主の思想を反映すると思うようになった。建て…

何のために、誰に向けて

式部日記や更級日記に代表される日記文学、少し時代が下がる方丈記や徒然草などは誰に読ませるために書かれたのだろうと考えたりしてみた。出版業界など無い時代に、個人的に書いたものが市中に出回ることなど想定出来る筈は無く、誰に読ませるでもなく、た…

遊ぶ

この「遊」という字は「遊子」、「遊軍」などと使われるように自由に動けることを意味するらしい。転じて気儘に何かをすることを「遊ぶ」となったようだ。何を今さら誰でも知っていることを持ち出すのかと言われそうだが、今までこの「遊」と言う字を深く考…

理想と現実/昨日の続き

この世のほだし持たぬら身に ただ空の名残りのみぞ惜しき このくらいのことはサラっと言ってみたい初夏の午前7時38分あさぼらけ 字余り などとおどけてみても“何も意味は有りはしない“のですが、兼好さんはやはりたいしたものと朝から感心しているのです…

休日

鼻筋が通って素敵だこと

己をつづまやかにし

私の理想は北山の長明さんであり、ウォールデンのソーローさんなのです。しかし実態は物に溢れかつ縛られ捨てられず、それでいてなお欲すると言う無間を彷徨っています。 しかし、まあ欲が無くなると人もお終いと言いますからある程度は仕方ないのかもしれな…

お祭り

諏訪大社の御柱祭で2人ばかり死んでしまったが、その責任の所在があやふやとなっているらしい。あの祭りは毎回死傷者が出るのが恒例でとくに珍しい訳でもないのだろうが、責任問題が話題になったのは珍しいのではないかと思う。まあ特別関心が有る訳でもな…

明と暗

根暗(ネクラ)、この言葉の反対が根明(ネアカ)。一時期の流行り言葉であるが今はあまり耳にしない。ネアカという言葉も決して良い使われ方をする訳でなく、やや頭が軽いと言った意味合いを持つ。その昔、いしい ひさいちの漫画に出てきた桑田選手と清原選…

与太話

テレビやラジオ、新聞、週刊誌などいわゆるマスコミと呼ばれるメディアがこのところ下火で、それに取って代わろうとしている、或いはすでに代わっているかもしれないインターネットはこれからどうなって行くのでしょうか。リアルタイムで情報を流せる強みに…

休日

やすらぎは 手すりによりて もの思う時

地を選んで踏み

慎重に事を運び節度を守りいろいろ気を配っても災難に会う。 司馬遷が史記列伝の中で述懐している件です。ネットの検索エンジンで「地を選んで・・・」とやるとぞろぞろ出てきます。よほど災難に会っている慎重居士が多いのでしょうか。今この言葉の意味をか…

遠望深慮

首相が沖縄に行き普天間基地移転について「いや、実は抑止力の観点から沖縄にはもう少しご負担をいただき・・・」と言うに及んで、待っていましたとばかりにマスコミ、各野党が批判的な声をあげています。まさに絶妙のタイミングでの沖縄訪問と見解の公表で…