2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

出直してまいります

落語界で“黒門町”といえば故桂文楽師匠で、三遊亭 円生、古今亭 志ん生と並び戦後の落語界を引っ張った名人です。もう亡くなってからかなり経ちます。テレビがまだ一般家庭には珍しい頃、ラジオで放送される寄席中継や落語をよく聞きました。“昭和は良かった…

アレグロ・マ・ノン・トロッポ・ウン・ポコ・マエストーソ

いやあ まだどうも頭の中に何も貯まって無くて、“東京電力」研究”は読み終わりましたが、まだ未消化で何ともなりません。“3.11”以後は災害や原発関連の本が数多く出版され、また各分野の意見や提案も出されています。しかしそれらがどれだけ教訓となり生…

マイッタナア 書くことが思いつかない・・・

また今日も何を書いて良いのか、頭空っぽなのです。今読んでいる“「東京電力」研究 排除の系譜”というルポルタージュについての感想でもと思いましたが、これがまたとんでもなくエライ本で、ルポ作家というのは足と頭をフルに使う商売らしく、「東京電力」と…

モー駄目、書くこと無い

夏バテですね 早くも。ギックリ背中だし、地震もいつ来るか分からないし、“福一”は見通しのつかない始末のようだし、どうでもいいオリンピックやら高校野球やらが目白押しだし、暑くなりそうだし、一寸先は闇だって言うのにねえ・・・。反原発デモだけが一筋…

ギックリ背中

“ぎっくり腰”というのがありますが、あれと同じような症状が背中に来ることがあります。ひどい時には起き上がるのも一苦労で、寝返りも打てずにとんでもない目に会います。原因は良く分からず、加齢による筋肉の疲労蓄積なんていう理由などがつけられます。…

気になっていること

昨日の朝日新聞朝刊で「金曜の夜 官邸前で」というルポが一面全てを使い掲載されました。首相官邸前で毎週開かれる反原発集会を扱ったものです。やっとマスコミも重い腰を上げたのか、と思われるようなルポでした。何度も言い訳のように書きますが、私はその…

17万人

16日に代々木公園で開かれた反原発集会は、17万人という参加者が集まる大集会となったようです。当初10万人規模と言われていたのですが、主催者の予想もはるかに上回る人達が参加しました。おそらくここ10年ぐらい(いや20年ぐらいかな、とにかく…

水ノ塔山、篭ノ登山

変わった名前の山でした。水ノ塔山(みずのとうやま)、篭ノ登山(かごのとやま)と言います。「篭の登山」は西と東があり、今回は「水ノ・・」と「東篭ノ登山」に登ったのです。梅雨明け(家に帰ってから梅雨明けと知りました)にふさわしい青空と、200…

猛々しい気候

いやあ暑いですねえ、もう梅雨なんか明けたような、そんな雰囲気です。 今年はあちこちで観測史上初という記録が聞かれます。この国だけでなく、アメリカでもヨーロッパでも自然の猛威といった気象現象が目立ちます。学者に言わせれば、ここ百年ぐらいは地球…

フェルメールを観てきました

今この国には「真珠の耳飾りをつけた少女」が二人来ています。その内の一人、“青いターバン・・”ではない少女を観てきました。最初はご多分にもれず“青いターバン”のお嬢さんを観に行くつもりでしたが、上野の駅を降りると、何やら公園の向こうにある都美術…

似合わない仕草

明治以降の私たち日本人にとって、欧米の文化や習慣を生活の中に取り入れることは、豊かさを手に入れることと等しく、1945年の敗戦を機にその傾向は加速的な浸透を見せました。生活様式のような外面的変化は自然な形で根付きましたが、仕草や立ち居振る…

交響曲 第7番

何も故吉田 秀和さんに対抗しようなんぞという大それた考えは持っておりません。ただこのベートーベンの第7交響曲についての感想を、ちょこっと書きなぐってみようかと思いついたのです。 ご案内のように、やれ「運命」とか「皇帝」とかの副題がついている…

問答

近頃ではこの「問答」という形式のコミュニケーションをあまりやらなくなったようです。仏教の修業や禅の中では今でもやられているのでしょうが、日常の生活では他人にものを問うこと自体が少なくなっています。ネットや携帯の世界では様々な意見や問いが飛…

言葉を遊ぶ

「言葉を遊ぶ」などと言うと、なにか意味のない言辞を弄し人を欺くような時に使われることが多いのですが、文字通り言葉を自由に使って「遊ぶ」、言ってみればゲームのような感覚で言葉そのものの意味や、言葉からの連想を楽しむ、そんな文化を私達は持って…

ヒッグス粒子

一昨日辺りからこの粒子の名前がマスコミを賑わしています。素粒子の一つで、ひょっとすると質量をもたらす素粒子かも知れず、いままで理論上は存在するはずと思われていたものが、やっと実験で確認できたらしいというニュースです。一般には馴染みのない素…

災害列島

あっちでもこっちでも大雨が降ったり大風が吹いたり、おまけに大地は揺れるしで、もう天変地異の真っただ中にいるような気分のこの頃です。でもそんな災害も我が身に降りかかって来なければ対岸の火事で、気楽に暮らせるからほんとに不思議なものです。危険…

私家版 「首都の地震対策」

結論 抜本的都市改造を実施しない限り有効な地震対策は無い。はっきり言って打つ手はありません。 それを踏まえて、なおジタバタと泥縄を打とうとするなら・・・、 ① まず交通規制の強化でしょうなあ 幅員の狭い道路は全て一方通行にしてしまう。もちろん大…

半夏生

すでに1年のうちの半分が消えてしまった今日この頃ですが、この後の半年の間に地震も津波も原発の事故も、起きないという確約が何処にもない危うさに満ちたスリリングな時間が続いています。関西の大飯原発に続き、きっと今年中にはあちこちで再稼働を狙う…

ユニセフのキャンペーン

ユニセフが発展途上国の乳幼児救命募金キャンペーンをTVで流しています。何か割り切れないものを感じます。 目の前にお腹をすかせている子供がいれば、病気で死にそうな子がいれば、黄色であろうと白であろうと黒であろうと手を差し伸べて、どうにか出来る…