2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

原発をめぐる動き

敦賀原発の活断層がいよいよ否定できなくなってきたようです。このまま事態が進めば敦賀原発の再開は無理となり、日本原電は調査結果の否定に躍起となっています。他の活断層を抱える原発も明日は我が身とばかりに、政界や経済界になりふり構わぬ働きかけを…

いい加減にしろよ と言いたい。

益々調子づく自民党安倍政権は、復興予算を25兆円にすると決定しました。前政権が組んだ19兆円を6兆円も上乗せする計画です。これ日本全体の復興ではなく、福島など東北3県を中心とした限定支出です。今までにこれだけの莫大なお金が、それも短期間(…

前衛

絵画の世界では“前衛”と呼ばれるジャンルがあって、彫刻や音楽にも同じようなジャンルがあります。舞踏家にも前衛舞踏家が居るし、書道にも“前衛”と冠がつく人たちが居ます。けれど小説や文筆業の世界ではあまり聞いたことがありません。“前衛小説”もしくは“…

運のつき

「運のつき」という言葉があります。運に見放されたときに“あーいよいよ運のつきか”などと使われます。「つき」は「尽きる」の略でしょうから、「運のつき」は「運が無くなってしまった」ということになります。「運」というのは、これはほんとのところ良く…

神 再び

以前に神についての与太話を書きました。いつもの友人からまた本が来まして、その中に「ヒトはなぜ神を信じるのか / ジェシー・ベリング著」というのが入っていました。まだ半分ぐらいしか読んでない(この本の中で、リチャード・ドーキンスの「神は妄想であ…

蝋梅がやっとちらほらと・・・

近所の公園の蝋梅がやっと咲きはじめました。去年は1月の初めぐらいから咲き始めていましたから、今年はいかに遅いかと思っています。それとも去年が早すぎたのでしょうか。ともあれ、あと何日かすれば香り立つようになるぐらい咲くでしょう。 ”光陰矢のご…

建設的意見 も一つ

前回バスレーンのことに触れましたが、正直言って私たちの身の周りにある道路は、とてもあの大きいバスが走れるような規格の道ではありません。軒先をかすめて、あるいは歩行者を塀に張り付けながらの運行です。欧米のバス運転手は日本のバス事情を見ると、…

建設的意見を一つ

「建設的」という以上は抽象的ではなく、土木的というか公共事業的というか、要するに今の政権の皆様が言ってらっしゃる、あるいは為さろうとしていらっしゃる方向と、似て非なる「建設的」意見ということになります。もう最初から何を言っているのか分から…

マイ・フェイヴァリット・シングス

ご存知のように、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のなかでジュリー・アンドリュウスさんが歌われた曲の題名です。残念なことにどんなものがお気に入りであったのか、あまり覚えていません。日本では佐良直美という歌手が“私の好きなものは 三味線の爪…

もう何をか況や、でございます。

このところの円安、株高で、俄かに色めきだっている経済界や金融界ですが、国債などの長期金利がじわじわと上がり始めているらしく、これは1000兆円にもなろうという国の借金の金利が雪だるま式に増えてゆく前触れで、財政出動やらで少しばかり景気が良…

吉本隆明の「宮沢賢治の世界」

昨年亡くなった吉本隆明が、30数年にわたって講演してきたテーマが宮沢賢治であったとは知りませんでしたし、編集後記にもあるように、吉本が若いころよりその作品に親しみ、唯一批判しない作家であったとも知って、少し驚きました。 図書館から借りてきた…

よく降りました

昨日の雪は湿った重い雪で、通路の雪かきも厄介でした。しかしよく降りました。ここ数年来の積雪で、私の家の辺りでも10センチ近く積もりました。夕方には雨となりましたから、木や枝の雪は落ちてしまいましたが、道路や通路はかなりの雪が残っています。…

蝋梅がまだ咲きませぬ

去年はとっくに咲いていた近所の公園の蝋梅は、今年はまだ蕾のままです。今週中に花の開花は望めそうにありません。やはり今年は寒いようです。南半球のオーストラリアでは連日40度を超える猛暑らしく、それもかなりキツイものがあると思ったりしています…

オピニオン雑誌のこれから

「朝日ジャーナル」や「週刊金曜日」、「世界」、「文芸春秋」や「潮」、「諸君」辺りもオピニオン雑誌というジャンルで括られるのでしょう。もっと他にも有ったような気がしますが、ほとんど読まないし、手に取ることさえ稀な雑誌も多く、「朝日ジャーナル…

復古調

「骨太方針」、「経済諮問会議」、竹中平蔵・・・とくると、これはもう小泉政権の再来とも言うべきことで、おまけに公共事業の大盤振る舞いとなれば、一過性の景気浮揚でもよいから何としてもほしい自民党の、頼るべきところがそこかよと言った、何とも新鮮…

新年早々から詰まって・・・

去年のうちに図書館から借りてきていた、「宮沢賢治の世界」/ 吉本隆明著という本を読んでいます。吉本の30年にわたった講演録をまとめたもののようですが、喋ったものなら分かりやすいだろうと高をくくっていたら、実にこの正月ボケの頭では厄介な代物で…

オリンピックより文化的な取り組みを

「動物愛護センター」という屠場で、毎年数十万頭の猫や犬などが殺されています。白状しますが、私はその「センター」に行ったこともなければ詳しい知識も持ち合わせていません。TVや新聞などで仕入れた断片的な知識しかないのです。ですから、あまり偉そ…

新(あらた)しき 年の初めの初春の・・・

伝統や習慣を軽んじたりあるいは特別視するつもりはありません。ですから正月だからと言って特に変わったことを考えたり、日常と大きく違ったことをすることはしません。“正月や 冥途の道の一里塚 目出度くもあり 目出度くもなし”というところでしょうか。お…