四日目

 新型コロナウィルスに振り回されっぱなしのこの頃ですが、PCR検査をなぜか制限?している東京都でも感染者が確実に増加しています。たしかに検査をしなければ感染者の数は把握できず増加も抑えられるのでしょうが、一日2万人以上の検査能力(いずれは10万人を目指すなんてことも言っていたようですが・・・)があると言っていた昨年の暮れあたりの話と、今の検査件数との乖離はどのように理解すればよいのか、やはりオリンピックを強行したい決意の現れなのでしょうか。イギリスやアメリカの一流紙から「開催は無謀」とまで言われている事態を都や国のオリンピック関係者はどう考えているのか、まあ聞いたところで“何が何でもやります”という答えしか返ってこないのでしょうが。

 各地で“コロナ”感染者が急増しているニュースを伝えているそのあとで、シャーシャーと聖火リレー白血病患者の復帰を称える競泳ニュースを垂れ流すマスコミも、かなり無責任な政府迎合、責任放棄の状態と呆れてしまい、“こりゃあ同じ穴の狢”と思わざるを得ません。大体、人のいない公園で聖火を掲げて走ったところで何の意味があるのか、そのようなイベントに100億円以上も税金投入するなんて、愚の骨頂を通り越して犯罪と呼べるのではないでしょうか。開催まで100日を切った今、もう引くに引けない前進あるのみ一億総玉砕、という流れなのですかねえ。1945年に逆戻りしたような状況を感じます。

 オリンピック招致に奔走した石原慎太郎や森セクハラ爺さん、その他それらに追随した関係者はすべて戦犯として巣鴨プリズン跡地にでも押し込めて百叩きの刑にでもしたい気分です。それとあの“おもてなし”とか言っていた馬鹿女優も亭主ともどもむち打ちにでもしましょう。