2018-01-01から1年間の記事一覧

マイッター

先週のこと、近しい人が急に亡くなって、現実がうまく呑み込めず、気持ちの整理もつかず、時間が解決する、というありふれた解決法しか思いつかない。世の中は なにが常なる飛鳥川 昨日の淵が 今日は瀬になるまさにこの通りだと実感する。

「帰ってきたヒトラー」

“ナチネタ”という言葉があるが、ナチスやヒトラーを扱った映画やドラマ、本、ドキュメンタリーは数多い。「帰ってきたヒトラー」(ティムール・ヴェルメシュ著)という題名のこの本も言わばそれらのジャンルになるだろう。この本はすでに映画化されていて、…

ベートーベン ピアノ協奏曲5番

「皇帝」と呼ばれるピアノ協奏曲でもう耳に胼胝ができるほどに聞いた。華やかなピアノの乱れ打ちとも言うべき出だしで始まるこの曲は、もう私にぴったりで、葬式の時に、もちろん私のだが、この曲をガンガン流して派手に送り出して欲しい、などと思ったりも…

城ヶ島の雨

雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の 雨がふる雨は真珠か 夜明けの霧か それとも私の 忍び泣き船はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげた ぬしの舟ええ 舟は櫓でやる 櫓は歌でやる 歌は船頭さんの 心意気雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかす…

マイッター

来年に予定されている新天皇の即位にからみ、5月のGWを10連休にする話が進められ、国民がこぞって”寿ぐ”よう首相は言っている。あえて”寿ぐ”という言葉を使うこと自体が、いかにもバカ丸出しの感じもするが、はっきり言ってそんなことは強制されるもの…

マイッター

まったく、何を考えているのかという新文科大臣で、憲法の精神や教育基本法の理念に対する理解が、完全に欠如しているとしか思えない。それにしても、戦前の体制が好きで、できれば戻したい政治家ばかりが安倍首相の周りや自民党には多い。教育勅語が全否定…

マイッター

台風24号は文字どうりの”大風”で、9月30日夜半からの風雨はそれこそ数十年に一度の様子だった。近所の公園ではかなり太い木が中ほどから折れたり、根こそぎ倒れたりで、今日も手がついていない。長野や静岡では電柱が倒れるなどして未だに数万戸が停電…

「森の生活」

「徒然草」を拾い読みしていたら、急に「森の生活」を読みたくなった。本箱から引っ張り出すと、文庫サイズなので字が小さく本も古いので、単行本の中古を買うことにした。宝島社のもので真島義博訳版だった。文庫本は岩波の1979年版だから翻訳の調子も…

マイッター

ぎっくり腰になってしまい、ここ3日ばかりいろいろ不自由している。ヒトの体は何処か一か所でも故障すると途端にあちこちに不自由が生じてしまう。障害者雇用促進法は様々なる理由で体の一部が不自由になってしまった人たちの雇用を、国や自治体あるいは企…

マイッター

昨日の朝日夕刊文芸欄に、作家の池澤夏樹が”誰も言わないから言っておく”と前書きして、官公庁で障害者雇用の水増しをするような政府にパラリンピックを開催する資格はないと書いていますが、まったくの正論と思います。私はオリンピックもパラリンピックも…

マイッター

なにやらまた大きな台風が直撃だそうで、四国・近畿の方面はウンザリでしょう。自民党の総裁選もウンザリですが、このまま安倍首相で墓穴を掘るような事態になればと切望しております。まあウンザリばかりもしてられない訳で、きれいな花でも見て気分を切り…

マイッター

このところの連日の熱帯夜、そして昨日の猛暑日、きっと今日も同じような、もしくはそれ以上の暑さ。8月も後半だと言うのに秋の気配は何処に・・・。昨夜の月は秋のようだったけど、空気は真夏のそれだった。どうも、実にどうも困ったものだ。

マイッター

このところ、この”マイッター”なるものを時折り更新しているけど、ブログを復活してみようか・・・という思いがないわけではない。しかし、一度は止めたことではあるし、有名なアニメ監督のように、何度を前言を翻す根性もない。仮に再開しても繰り言ばかり…

マイッター

10日間ばかり涼しいところに居て、帰る朝には10℃にもなっていた。これは東京の暑さが堪えるかと思いながら戻ってみると、秋かと勘違いするほどの涼やかさで、これで鬱陶しい高校野球さえ終わってくれれば静かでいいなと、蝉の声を聴きながら思っている。

マイッター

昨日の夕刊で、JR東労組の組合員がこの5か月余りで7割も脱退したというニュースを見た。脱退の主な理由は”ストを容認”した執行部への批判という。 労働組合がストを容認するのは当然のことだと思っていたが、いまや違うらしい。 執行部の方針に反対して…

マイッター

いよいよこの国も博打の胴元になるようだ。国権の最高機関たる国会を挙げてその方向に舵を切った。 すでに”やの字”もその準備に蠢いていると言われ、しかしこれは当然すぎるほど当然で、元来博打の本職はその筋のもの。よほど金が流れているんじゃあない、与…

日本国憲法の目指すもの

私は私たちの国の憲法である「日本国憲法」をノーベル平和賞に値するものと思っている。なかでも第9条の存在は、世界中の憲法の中でも先進的であると同時に究極の平和主義を高らかに宣言したものとして、まさにノーベル平和賞にふさわしい条項と考えている…

マイッター

突然の梅雨明けとその後の猛暑、まだ7月初めだというのに真夏日が10日間も続いて、南と北では大雨で水浸し。おまけに地震は多いし、もう何でもありだからあまり驚かない。そのうち自分の頭の上に何か落ちてくるのかしらん。

マイッター

麻生大臣も好き勝手というか、ある意味では核心というか、ほんとに考えさせることをポロっと言う。確かに今どき新聞なんぞを読む者は、年寄か変わりもんぐらいだろうが、それにしても当たらずとも遠からずという状況がオトロしい。自民党は安泰だわね、まっ…

マイッター

”カジノ”も”働かせ方”も強引に採決して、おまけに国会は延長、もう何でもありと いう実に与党やり放題のご時世となった。何やっても次の選挙では又はゾロ出てくるのだ から、手の打ちようがない。マイッターなのだ。

まいったなあ・・・

大阪で今朝がた地震があったけど、菅官房長官は記者会見の席上で大阪市枚方(ひらかた)市をマイカタ市とお読みになっておりました。 どうも誤読、読み間違いはこの内閣の特性らしく、枚方市の方々には残念なことであろうと、地震の被害同様お悔やみ申し上げ…

安倍首相はいつ辞めるのか

ブログの更新を辞めてから2か月ほどになるが、このところの世間はやたら凄まじく、言うならば目を覆いたくなるような、厚顔無恥の横行となっている。その元凶はもちろんわが宰相、安倍首相とその一党なのだが、権力の上部構造の模倣なのか大学の運営に携わる…

さてと・・・

いよいよ明日で3月はお終い、桜も散り始めています。 と言うことで、このブログもお終いです。 では。

政治家の国語力

つい先日のこと、麻生副総理兼財務大臣が記者会見の席上で、例の財務省の決裁文書書き換え問題に触れた文書を読み上げた際に、「・・・の有無(うむ)について」とやるところを「有無(ゆうむ)」と読んで平然としていました。あの人の誤読は今に始まったこ…

宮部みゆきの「ソロモンの偽証」

先日のことだけど、映画化された「ソロモンの偽証」前・後編がともにTVで放映されていた。以前に読んだ原作が面白かったので録画して観た。よくあることなんだけど、原作とかけ離れた部分が目立ち、省略されたシーンも多く、”ちょっと違うでしょう“と茶々…

萌えいづる春になりにけり・・・か?

去年の12月から寒い日が続いた冬も、やっとのことで春にたどり着いたと思える今日は3月1日。けれども春の幕開けは雨風ともに吹き荒れるという、激しいものとなっているのですねえ。どうも今年の先行きを予感させるような、実にこのー、背筋に冷たいものを感…

赤い星

冬の明け方前、5時ごろの空に、赤い星が三つ輝きます。どのような配列かというと、南の空にひときわ輝く木星を中心に、左方向に赤く光る火星、そのさらに左下にさそり座の赤いアンタレス。そしてまた木星に目を戻して、右方向の真上辺りに牛飼い座のアルクト…

雪山賛歌

”雪よ 岩よ 我らが宿り・・・”などという古い歌を思い出す、白根三山の絶景を見に蛾が岳に登ってきました。お日柄も良く快晴に恵まれて結構な山行でした。 先々週の雪がかなり残っていて、6本爪の軽アイゼンを登山道の入り口からつけたほどでした。途中雪の…

妄想

「妄想」とは、みだりなおもい、正しくない想念・・・などと広辞苑には書いてあります。蛇足ですが、“みだり”という意味は“みだら”とは違うようで、「妄想」とは“淫らな想い”と考えていた私は“ブー”でした。因みに「みだり」とは“筋道のたたないこと、勝手気…

立春

今年の1月は例年になく寒い1月だったようで、家の外の置いてある温度計では氷点下を下回る朝が一週間以上も続き、おまけに氷点下5度以下となった朝が3日間も連続してあったりで、こんなことは近年ではなかった、いや記憶にもないぐらいの寒さだった。私は寒…