2016-01-01から1年間の記事一覧
下馬評通りの参議院選挙が終わり、「改憲」勢力と言われる議席数が参院でも3分の2に達して、いよいよ憲法を改定する具体的な日程が始まりそうとなりました。もちろん国会での発議以降に国民投票という手順を踏むのですから、そう簡単には「改憲」勢力の思惑…
私は「トトロのふるさと基金」の会員となってすでに20年余り経ちます。その間に会員数がどのように推移したのか詳しくは知らないのですが、今月号の会報を見て驚きました。会員数がすでに900名を割っているのです。私の会員番号は1600台ですから少なくとも…
昨日の夕立は虹を見せてくれました。すでに梅雨明けを思わせる雷と虹という、夏のショータイムの始まりを感じさせるものでした。 気象庁さん、もう梅雨は開けたんでしょ? かなり大きな、おまけにダブルです。上のほうにうっすらと、見えますか・・・。
陸上自衛隊が新エンブレムを発表してから、あちこちで驚きとも嘲笑とも思えるような意見が出ています。 まず驚いたのは日本刀をぶっ違いにしたデザインです。あれは少しひどすぎる意匠で、まるで子供がふざけてやったような、およそ理性ある者の発想とは考え…
先週はイギリスの国民投票で大騒ぎがあり、結局イギリスはEUからの離脱を選択し、2年後には独自の経済運営を進めることとなる。EUの理念が当初ヨーロッパという共同体の範囲をどこまでとしていたのか、その辺りの事情を私は知らないのだが、拡大を続け…
今週は久しぶりに5日間の更新をして、くたびれたのであとはこの時季の写真を見て和んでいただきましょう。 今が盛りのアジサイと今年はやや早い開花となったねむの花です。 ではまた来週
武器とヒトの関わりがはるか遠い昔まで遡って続いていることを思うと、ヒトが進化の中で捨ててきたいくつかの能力の代替物としての「武器」の存在がひょっとしたら必然で、こん棒の延長線上にAK47やF22戦闘機があるとも考えられなくもない、そうであ…
武器製造が雇用を生み出し“社会を豊かにする”かどうかは議論が分かれるところですが、米、英、仏、独の武器輸出先進国やスエーデン、東欧諸国といった国々、そしてロシア(ソ連時代から)、中国という武器輸出大国がこのビジネスで潤っていることは間違いあ…
この本は上下2巻の本で、前半はイギリスを中心とするヨーロッパの武器輸出国と主にサウジアラビアとの“ビジネス”とそれにまつわるマネーのもろもろを、後半は言わずと知れた武器輸出超大国アメリカの「産軍議複合体」の実態に迫る内容と、武器ビジネスによ…
アンドルー・ファインスタインという元南アフリカの下院議員で、現在はイギリスに移住して執筆活動や腐敗行為やエイズ撲滅の市民団体の活動をしている人がまとめた本「武器ビジネス」(原題 The shadow world)を読んでいます。作者は南アの下…
イングランドやスコットランド、あるいはアイルランドの民謡が、なぜかしっくりと馴染むのは小学唱歌という中にこのあたりの民謡が多く入っていたせいだと思うのです。なんせ「庭の千草」とか「麦畑」などは日本の歌のように歌われていました。サイモンとガ…
やっとのことで2巻目が終わって3巻目に入ったのです。まあ読み終わったとは言え必ずしも理解したということではないので、と言うよりは殆どわからなかったのですから“読み終えた”との表現はふさわしくないかも知れません。 それにしてもガモフという人の頭…
おそらく40年ぐらいは経っているはずで、始めて登ってからその後はご無沙汰していた山だった。シャクナゲが見ごろとなっているとの情報があり、いつも相方と出かけた。 始めに登った時には確かバスで瑞牆山荘まで入ったのだが、今回は車で須玉から“増冨ラ…
一昨日安倍首相は衆議院の閉会に合わせて記者会見を開き消費税の増税先送りの表明を行いました。会見のTV中継を見て例によって感じたのは、相変わらずの強気と前言を平気で翻す整合性のない話の中身に、この人のどこに50パーセントを超える支持を集める…
さて 最後の1枚です。ただの鉛筆画です。八ヶ岳を対面の入笠山から見たもので、冬の時期なのですが鉛筆なので季節感はありません。 八ヶ岳連峰 紙F4 鉛筆
2日続けて妙なものをお見せしましたので、後の2枚は普通のものを。水彩のスケッチで、信州の原村からみた春の槍穂高遠望です。前景の白樺の林もまだ白い幹だけが目立つ早春の風景ですから、槍も穂高もまだ真っ白で、やや春めいた空との区別がつかないよう…
今日も気取った題名の絵です。 月と雲のオマージュ パステル 紙 F6号
久しぶりのギャラリーです。今回は4点ばかりご機嫌伺いを・・・。まず最初にお見せするのは20号の油彩です。題名がやや気取ったものとなっていますが、まあ虚仮おどしみたいなものです。青のシンフォニー 20号油彩
ある総会があって興味深い結論を出す結果になった。 この団体は120名を少し超える小さな規模で、構成員もさまざまな階層からなっている。毎年定期的に総会を開催してその年の活動などを決めているのだが、いくつかの議案が毎年提出される。今年も例年のご…
昨日は東京でも真夏日となって、まだ5月なのにと少しげんなりしながら、赤城山の荒山高原の山つつじを見ての帰りに、東京よりさらに暑かった前橋市を通り抜けて、関越道の上里PAのスタバでアイスコーヒーとケーキなどを食してきたのでした。 荒山高原の山…
やっとのことで2巻目にたどり着き、2巻目は「太陽と月と地球と」などというタイトルだから、まあ比較的取つきやすいだろうと高をくくっていたのですが、何やら訳のわからぬ数式がやたらと出てきて(原子のスペクトル線の解説やら原子核のエネルギー放出の…
秘密保護法、武器輸出3原則撤廃、新安保法制と並べれば、次に掲げるスローガンは「憲法改定、9条廃止」となるのでしょう。防衛庁が防衛省となり、国産の武器を大っぴらに売れるようになり、自衛隊が海外での軍事活動に本格参加できる状況が整った今では、…
ジョージ・ガモフと言う名前はあまりに有名だが、その著書を読んだことは今までなかった。大体がどんな研究をした人なのかさえあまり知らないのだからご縁はなかったのだ。 科学についての解りやすい本を残しているというので、「ガモフコレクション 全4巻…
いやあ案の定というか、そこまでやったかというか、オリンピックを開催するために賄賂を贈ったという疑惑が突如持ち上がり、パリの検察が動いているといいます。遠藤オリンピック担当大臣は、「このような話は前々からもあり(ガセネタが)、どこよりもフェ…
「人には器というものがある」なんて言う器ではなく、食器のこと。 一時期これに凝りましたね。まあ凝るとは言っても“金に糸目はつけない”などと言う大層なものではなく、小遣いをためて細々と買い求めるというささやかな凝り方ですが。 人並みに「伊万里」…
太陽光発電が自然破壊の元凶となってしまうというブラックユーモアのような事態が、どうもあちこちで起きているようなのです。 周辺住民との裁判訴訟まで発展した北杜市の例は、偶然にも知人が関係していたこともあって前にもここで書きましたが、長野県諏訪…
私はオリンピックそのものに反対ですから、エンブレムがどんなデザインで決まろうがよいのですが、ずいぶんと地味なものになったなあとの感想を持ちました。願わくばまたもやパクリであったとの突っ込みがあると面白いなあと思っているのです。 ブラジルでは…
手は震ふ 足はひょろつく 歯は抜ける 耳はきこえず 目はうとくなる皺がよる 汚点(しみ)など出来る 背が屈む あたまははげる 毛は白くなるくどくなる 気短になる 愚痴になる 思い付くこと みな古くなるここに挙げた三首は、井上ひさし著の「にっぽん博物誌…
私の苗字はその出自が西のほうのものなので、先祖はきっと京都あたりのお公家さんだろうとかってに思っていたけれど、今日になって突然、これはきっと東夷、荒夷だと確信するに至った。 事の起こりは、いつも散歩回っている公園に「十二単」という可憐な花が…
地面がずれ動くというのはとんでもないエネルギーが放出される現象らしく、活断層の上で暮らすことの危うさが改めて思い知らされた。私の家の5キロほど離れたところに立川断層というのがあるけど、あれもいつかは動くのでしょうねえ、ヤバい限りですねえ。 …