2015-01-01から1年間の記事一覧

太陽系

昔の映画で「ブラザー・サン シスター・ムーン」というのがありました。どんな映画だったのかもう記憶にないのですが、題名だけは覚えています。 でこの“太陽は兄弟、月は姉妹”というのは、いまから考えると少し違うのではないか、なんて思ったりするのです…

重力波

あの「カミオカンデ」のある所で、今度は重力波の検出を狙う装置が作られているようで、その一部が完成したというニュースがありました。 重力波は“アイン・シュタインの宿題”とかなんとか言われ、その存在は理論的に明らかにされていても誰も確認したことが…

高速道路の渋滞

信号も交差点もない高速道路が、一定の台数以上の車両が道路内に入ると渋滞を起こします。原因は幾つかあって、まず車間距離不足、無理な割り込み、不慣れな運転などが挙げられるでしょう。事故や工事による渋滞もしばしば起こります。 一昨日も工事による渋…

北横岳

40年ほど前に泊まった小屋は跡形もなく、立派な2階建ての山小屋となっていました。たしかその後1度くらいは小屋の前を通っているはずなのですが新しい小屋の記憶がないのです。 山頂は360度の大展望で、快晴の空の下の景色を満喫しました。 新雪の槍…

憲法公布の日

「文化の日」の今日は憲法が公布された日だったというのは、実を言えば忘れていたのでした。それが先週にも書きましたが、例の「明治の日」云々で“あれ・・そんな日だった・・”と新聞の記事を読んで、あらためて憲法の公布された日であったことを再確認する…

集団志向

一昨日の土曜日は去年に引き続き渋谷の街が火葬大会ではなく仮想でもなく下層じゃないなあ、仮装かあ、そうだ仮装大会となったようです。ハロウィーンという西洋の感謝祭にちなんだというか悪乗りしたというか、仮装の集団が繰り出し深夜まで大騒ぎであった…

文化の日

憲法第9条を廃棄しようと思っている人たちが中心となって、11月3日の「文化の日」を「明治の日」とする動きがあるようです。自民党の改憲グループなどを中心に休日法の改訂なども検討すると言われています。 もともと11月3日という日は「明治節」とし…

「阿片戦争」

陳舜臣著「阿片戦争」という長編を読んでいることは先日触れましたが、この本は50年以上前に出版されていますから、もう“古典”というようなものと言ってよいかもしれません。阿片戦争という歴史的な事件があったことは知っていますが、例によって大雑把な…

帝国主義の覇権争い

NHKの「新・映像の世紀」が始まりました。前作「映像の世紀」からもうだいぶ経つと思いますが、新たに発見されたフィルムやデジタル処理をして鮮明となった映像を放送するというので期待していた番組でした。第1回の放送を見ましたが、第一次世界大戦の…

お休み

昨日ヒトの未来についての悲観的結論を確認して、今日はそれを理由にお休みです。まだ金星と木星はランデブー中です。こういうのはヒトの未来とは関係ないのでしょう。 これは以前に撮った赤い月ですが、未来のヒトはこれらを見られるでしょうか・・・

秋深し・・・

東京も木枯らし一号が吹きましていよいよ秋が深まってきたなあ、とまあ、つれづれなるままに暮らしていますが、先日若い方と“これからヒトはどうなるでしょうかねえ”などという訳のわからない事柄について話しましたところ、結局ヒトは遅かれ早かれ絶滅する…

隔世の感

中国の習近平主席が英国に国賓として訪問し、エリザベス女王主催の晩餐会に出たというニュースが流れています。おまけに5兆円とか7兆円とかの商売の話もまとまったとかで、中英ともに湧いているそうです。それと、中国製原発を英国が輸入することも決まっ…

オリオン座流星群

今日の、といっても午前2時ですから夜中ですが、オリオン座の流星群が出るというので外へ出て眺めたのです。うす雲がかかりちょっと観測には不向きとなっていました。しばらく見ていましたが、切り上げてベッドへ戻りました。朝方4時ごろにもう一度外へ出…

「ブロンド オン ブロンド」

何だよ、オペラの次はボブ・ディランかよ・・・なんて言われそうですが、その通りです。このボブ・ディランのアルバムはボブ初の2枚組のアルバムで、もちろん当時はレコード盤という近頃少し流行りかけている代物で、1966年にレコーディングされた、ボ…

オペラ

“芝居を観る”というのはかなり非日常の行為であって、今までに観た回数は4、5回もしくはそれを少し超えるぐらいで、両手の指ではかなり余るほどの芝居しか観ていないでしょう。これがオペラとなると一度きりで、それも友人が端役で出ているという、言って…

多忙

先週は多忙を極め、1週間のうちに3日も予定が入っていました。“何を馬鹿なことを・・・”と言われるかも知れませんが、私の生活のサイクルでは1週間のうちに1日以上の予定が入ることなど稀で、2日以上の予定が入るともう気分的にせわしなく、落ち着かな…

秋のギャラリー 4日目(最終日)

今日は土曜日でいつもは休みの日ですが、お見せできる絵もあと1枚なのでやっちゃいます。 この絵は大分前に描かれたスケッチで、奥日光の湯の湖のほとりの風景です。淡彩画でサイズは1号ほどの小さなもので、夏の朝のようです。 それと、2日目にお見せし…

秋のギャラリー 3日目

昨日は縦のものを横にして観ていただくという、実に情けない展示で申し訳ありませんでした。いろいろ試してみたのですが、おそらくサイズの関係で横に変換してしまうようです。 今日は一昨日の習作のようなものですが、千畳敷カールの一枚です。パステル画で…

秋のギャラリー  2日目

さて、2日目はどんな絵をお見せするかと言うと、ちょっとタッチの違う、けれど作者は同じという絵です。これまではどちらかと言えばアウトラインのはっきりしたものが多いのですが、霧の中の道だからなのか、外郭線のない調子によって表現された絵です。“霧…

辺野古埋め立て許可取り消し記念「秋のギャラリー」

唐突ですが、沖縄翁長知事による辺野古埋め立て取り消しの決定を記念し、秋のギャラリーを開催することとしました。辺野古の海を守り、沖縄の基地問題解決の第一歩を踏み出したといえるニュースです。解決までの道のりは遠く厳しいでしょうが、まずは許可取…

一億総○○

何やら第三次安倍内閣の目玉は“一億総活躍”だそうで、大きなお世話というか、勝手に活躍させるなと嫌みの一言も言ってやりたくなります。この言葉から連想するのは“一億火の玉”とか“一億総動員”などの戦争に駆り立てたスローガンです。まったくアナクロ感覚…

音楽

よくクジラは歌を歌うと言いますが、ヒトが歌を楽しむようなものとは少し違う気がします。音を楽しむと書いて♪(音楽を変換するとこの記号が出ます)、文字通りに音の高低や大小、繋がり重なりなどを楽しみます。こういった芸当をするのは生物界でヒトだけで…

下流老人

川の下の方に住んでいる老人、ではなくて、年収200万円以下の高齢者を指すそうです。国民年金の満額が6万円とちょいですから、年金だけで暮らしているとすれば自営業だった人はすべて、厚生年金受給者でもかなりの人が“下流老人”の仲間入りをしてしまう…

白根山はガスの中…だったのですが・・

高気圧が張り出した(と思った)月曜日、日光の白根山に向かいました。いつもの連れと馬鹿を言いながら、気象予報とはかなり違う曇天の中、関越道を北上したのです。前日の予報では曇りから晴れるとのことであったので、まあ朝のうちはガスられても日中は青…

何で殺しちゃんだろうね

アメリカで起きたカレッジでの乱射事件は、毎度のごとくに犯人射殺で幕を閉じてしまいました。犯人も警察も人命軽視と言う点では同じスタンスであるようです。犯人が死んでしまうと「なぜ事件を起こしたのか」という肝心の動機がうやむやになってしまい、事…

管理国家の到来

「マイナンバー制度」というのが導入され、今月あたりからその通知が来るそうです。その昔「国民背番号制」などと言った名前などで呼ばれた制度ですが、プライバシー侵害や管理強化を危惧する人たちの反対でなかなか日の目を見なかった制度でもあります。莫…

選挙制度を変える

自動閉会となってしまった今国会で、現行の選挙制度の弊害が浮き彫りとなったと感じた人は多かったのでは思います。有権者の3分の1程度の得票で絶対多数の議席を確保できるような制度は、もう民意を代弁するものとは言えない状態です。小選挙区制度の前提…

ゆく河のながれは絶えずして・・・

久しぶりに爽やかな朝で、青い空がまぶしいことです。 もう9月も終わりで今年の4分の3が今日で消えます。「よどみにうかぶうたかたは かつきえかつむすびて ひさしくとどまる事なし」と言ったところでしょうか。大雨が降って堤防が壊れたり、憲法が蔑にさ…

スーパームーン

仲秋の名月が終わったとおもったら、十六夜のスーパームーンときました。おまけに満月ですからこれは見逃せないと、いざよいながら月の出を待っていました。 普段より15パーセントも大きい月が観られるというのですが、あまり実感は伴わないというのが正直…

読後感想

久しぶりに面白い、というか一気に読める本を読みました。SF映画「トータル・リコール」、「ブレードランナー」、「マイノリティー・リポート」などの原作者が書いたもので、それもだいぶ前に書かれた、1952年から1953年に作者が25歳の時に書か…