高速道路の渋滞

信号も交差点もない高速道路が、一定の台数以上の車両が道路内に入ると渋滞を起こします。原因は幾つかあって、まず車間距離不足、無理な割り込み、不慣れな運転などが挙げられるでしょう。事故や工事による渋滞もしばしば起こります。
一昨日も工事による渋滞にひっかかってしまい、癖癖とさせられました。場所は中央道笹子トンネルでした。あの大惨事を引き起こしたトンネルです。なんの工事であったのかよく分からない程度の、作業員の数も少なく工事車両も少ないものでした。にも拘らず延々とトンネル内1車線全区間を通行止めにして工事?をしていました。トンネル前で車線規制をするので合流渋滞が起きます。しかしその後は50キロの速度規制であっても1車線は通行できるのですから、一定の速度で車が流れるはず?であったのですが、何とノロノロ運転が合流後も続いたのです。おかげで普段なら10分もあれば抜けられる区間が1時間ほどかかってしまいました。
中日本道路に申し上げたい。作業員をただ置いておくだけでなく、合流後は50キロの速度を回復するような指示、もしくは誘導を行うことを徹底すべきです。そうすればあのような渋滞にはなりません。どうやら中日本は工事渋滞の緩和、縮小に関して、まったく関心がないようです。だとすれば、工事渋滞によって起きる一定時間以上の遅延は補償すべきであり、具体的には高速料金の割引あるいは全額返還を制度化することを、私たち利用者は要求します。まったくふざけんじゃないよ、と申し上げたいのです。もう1度や2度ではないのですから。
おかげで私は、コーヒーの一杯でも飲んでのんびり山の余韻に浸ろうとした時間がフイとなってしまいました。中日本の道路会社に損害賠償と慰謝料を請求したいと思います。まったくもう。

怠慢、怠慢よ