2013-01-01から1年間の記事一覧

うーん 今日は・・・

今日は、と言うか、今日もと言うか、早い話がネタ切れで、今日一日頭の隅を突いてみます。 頭が重いの

堀田 善衛という作家

この作家の本を初めて手にしたのは確か4・5年前で、「定家明月記私抄」という題名のものでした。例によって図書館で借りた本でしたが、読み終わる間もなくネットで注文したほど気に入った本でした。この作家が「インドで考えたこと」という名著を出してい…

一万尺の名月

なぜか快晴続きの先週、仲秋の名月を観るため御嶽山に登ってきたのです。 「月は東に 日は西に」の句通りに、蕪村の世界が一万尺の高みに再現されました。湧き上がる雲の彼方の日本海方面に沈む夕日と、八ヶ岳を覆い隠す雲海から昇る中秋の名月という、大変…

「ノモンハンの夏」を読む

“ノモンハン”と聞いてピンとくる人は昭和史に強いか戦中の関東軍に居た人辺り(もう生きていないか)で、地名なのか人名なのかそれさえも判然としない人が多いでしょう。半藤一利著「ノモンハンの夏」は、1939年5月から9月にかけて、当時の満州西北部…

「汚染水はコントロールされている」・・・か?

安倍首相はオリンピック招致決定会場で大見得を切って宣言しましたが、その後の東電の発言や福島原発での動きを見る限り、とてもそんな状態ではないことが明らかになっています。菅官房長官は首相の大見得を薄めるべく必死に説明をしていましたが、海外メデ…

風立ちぬ

宮崎監督の「風立ちぬ」を観てきました。考えてみると映画館で宮崎作品を見るのは初めてで、今まではビデオやTVで放映されたもの観てきたのでした。アニメと言うと何となくTVで観るものとの思い込みがあったのです。 で、結論ですが、このアニメは実写の…

鬱陶しい

TVをつければおりんぴっく、新聞は1面からおりんぴっく。まったくオリンピックが無くなったらどうするのよ、と言いたいほどの馬鹿騒ぎで鬱陶しいことです。どうせ私は非国民ですからオリンピックなんぞは反対ですし、あんなものはどこかのイベント屋に任…

手帖

手帖を使い始めてからもう何年になるのか、よく覚えていませんがかなりの期間使っています。手元には古いものが15冊程度しか残っていませんが、きっとそれより前から使っていたのでした。 私の場合、予定を書き込むという使い方よりは日記代わり、あるいは…

うんざり

オリンピックの開催が決まったとたんに、TVや新聞が大騒ぎを初めてうんざりですが、不動産業界や土建屋業界も色めき立ち、経済界全体でもオリンピックバブルを期待する声が高まっています。“原発汚水問題はコントロールされている”とIOC総会で大見得を…

理念より安定

2020年オリンピックの開催地が東京に決まり、金儲け屋と筋肉馬鹿が喜んでいます。それにしても今回のオリンピック開催決定は、いよいよ理念の遠のいた競技会となったとの印象を決定づけたような気がします。オリンピック本来の精神から言えば、スポーツ…

孔子も老子も荘子も何ぼのもんじゃい

結論から言いますと、老子も荘子も良く分からず途中で投げ出したということです。知識や聖人を有難がるのは意味のないことという教えや、自己解放というか個人あるいは魂の自由を目指す老荘の思想は、ある意味では現代的であり時代を先取りしたものでもあっ…

感性

刺激に対する直観的感覚、感性とか感受性と言われるものは、持って生まれた部分と環境の中で獲得した部分とに分かれると思いますが、後天的に獲得した部分は年齢を経るにつれて失われてゆくような気がします。もちろん不断の努力によって研ぎ澄まされてゆく…

長月

いよいよ9月となりました。いえ、だからと言って特別の意味がある訳ではなく、今年もあと4か月余り、冥土の旅の一里塚でもある年代わりの月もあと僅か、とまあ秋の夜長に向けて想いを致そうかと、考える余裕もない猛暑ぶり返しで呆れかえった朝だったので…

いま頃になって・・・

外遊中の安倍首相が、福島原発の汚水漏れ事故に関連して、今後は政府が前面に立って事故処理に臨むと表明したようです。何を今さら・・・と思いますが、おまけにわざわざ外国で表明する神経も国内軽視というか、外受けを狙った魂胆見え見えの演出で具体性の…

晩夏の飯盛山

大陸の高気圧に覆われたまるで秋の空の下、大展望の飯盛山を満喫しました。マツムシ草やフウロ、薊といった晩夏を彩る花が多く、1時間余りで頂上に登れる割には収穫の多い山と言えるでしょう。私のような老人向きの山でもあります。冬の時期も展望の山とし…

何か急に涼しくなって・・・

昨日、今日と朝は窓を開けておくと寒い、とまではいかなくともかなり涼しく、急に秋めいた陽気となったりしました。老子を読もうなどとトチ狂ったせいで気候も呆れて冷めてしまった、訳でもないでしょうが結構な過ごしやすい日でした。天気図を見ると前線が…

老子

「絶学無憂 唯之與阿 相去幾何。(学を絶てば憂いなし “はい”と“ああ”の違いなどどれほどか)」 のっけから“老子”などを持ち出して、いよいよ気が触れたかと思われてしまいそうですが、じつは老子のことなんかまるっきり知らなくて、それでどんなものかと図…

駄目、暑い・・・

西の方はもっと暑いようですが東京もかなり暑く、日中に外へ出るのは気力を入れないとダメなようで、結局クーラーのお世話になりっぱなしという、だらしのない生活を送っている毎日ですが、特段することもないのでまあ良いかという体たらくの朝ぼらけです。 …

“フクイチ”は今日もダメだった

放射能汚染水が垂れ流し状態で、廃炉などの見通しは全くめども立たない福島第一原発ですが、すでに統治能力が喪失されていると言われる東電を、この際に国有化してしまうことを本気で考えてもよい時期に来たと思っています。 もともと国策企業であった訳だか…

国または国家

・・・司馬遼太郎風に・・・ 国または国家について考えている。私どもが暮らしているところはすべて国もしくは国家と言われているものの中にある。しかし、日常ではそれらを意識せずに暮らしている。国家権力などと言う厳めしい言葉も、徴兵や思想弾圧でも受…

百日紅

百日紅(さるすべり)が綺麗な花をつけています。暑い夏の花の代表格とも言うべき百日紅は、街路樹や庭の花としてよく見かけます。小さい花弁が密集した赤や桃色や白い花冠を、枝の先端がしなるほどに付けて咲き誇っています。猿も滑ると言われるなめらかな…

大変暑い日が・・・

先週あたりまでで暑さがおさまるかと思っていたら、そうは問屋が卸さない今年の夏です。ホントに今年は世界中で洪水やら猛暑やらが頻発している様子で、数年前から言われていた“激しい気候”の時代が到来したかのようです。ここ100年ほど続いた穏やかな地…

明日からはお休みです

どうやら今週からは暑さがぶり返すようで、私も涼しい所に出かけようかと思っているのです。北極から南極辺りを彷徨い、ハワイでバナナパフェを食べてからエーゲ海でのんびりしようと考えております。皆様も熱中症にはくれぐれもご用心ください。では良い夏…

首提灯

落語で「首提灯」という噺があります。吉原に遊びに行く町人が、道の途中で田舎侍といさかいを起こし、すったもんだの挙句に首をはねられるという筋です。しかし侍の腕が極め付けだったもので、町人は首を切られてもしばらくはそのことに気が付かない。とこ…

なんか撤回だって

副ソーリが例によって前言を撤回しました。きっといろいろ言われたんでしょうね、アメリカ辺りからもクレームがついたというから、焦ったでしょうねあん人も。何時ものように、「真意が誤解された」という決まり文句をノタマッテいらっしゃいますが、手本に…

参ったなあ

このところの天気は何ですか、もう梅雨そのものではないですか、ジメジメアツアツで頭が熱中症になりそうです。きっと三流ギャング風の副総理も頭が熱中症だったのでしょう、でもなければねえ、世界中の禁句でもある”ナチス”を引き合いに出して憲法改定を云…

カバー

バカー、ではありません。カバーです。本のカバーでもなく、歌のカバーです。オリジナルがあって、それを他の人が歌うあれです。いまはどうか知りませんが、以前は売れない歌手や持ち歌の少ない歌手がレコード出すときに、数合わせで歌ったケースがよくあっ…

さらにボケてきた・・・

先週のこのブログで、私は図書館から借りてきた本がすでに読んでいたことに、20ページほど読んでからやっとそのことに気が付いたと書きました。今週になってからその本をもう一度手にして読み始めたのです。ところが、読み進んでいくうちに今度は全く読ん…

思いがけない・・・

「思いがけないときに、思いがけない贈り物」をすることが相手の気持ちを引き付けるとは、映画「小説家を見つけたら」のなかでショーン・コネリーの言うセリフですが、さして期待せずに借りてきた本が予想をはるかに超えて面白いときにも、“思いがけない”拾…

今週はもう書くこと無くて・・・

それで明日は休みとして、今日は猫ブログでお茶を濁すというか・・・。まあ、来週になればどうにかなるという当ても希望もありませんが、その時はその時で、後は野となれ山となれという・・・。 で、私の出番な訳 まあいいけど ギャラ高いわよ