うんざり

オリンピックの開催が決まったとたんに、TVや新聞が大騒ぎを初めてうんざりですが、不動産業界や土建屋業界も色めき立ち、経済界全体でもオリンピックバブルを期待する声が高まっています。“原発汚水問題はコントロールされている”とIOC総会で大見得を切った安倍首相ですが、何処がコントロールされているのか呆れてしまいます。震災対策も原発問題もすべてオリンピックとともにうやむやにしてしまうよう、国民が“コントロール”されているとでも言いたかったのでしょうか。
うんざりすることは他にもあって、得意満面の猪瀬東京都知事がひょっとすると2期目もやる可能性が大きくなったことです。あの知事がどのようなポリシーを持っているのかよくは知りませんが、石原前知事の子分であることは明白ですし、私の好みではないことは間違いなく、これから7年間もあの顔を見るのはうんざりするという、実にどうも個人的見解なのであるのです。
 前回の東京オリンピックの時、基本的な都市計画もないままに、日本橋の上に高速道路を造ったりしたあのドタバタが繰り返されるのかと思うと、うんざりを通り越してむかっ腹が立ちますが、晴海や月島あたりの津波でも来ればみんな流されてしまいそうな、あっち方面だけで出来ればドタバタやってほしいと、心から願うばかりです。
 それにしても、“オリンピック反対”などと言おうものなら“非国民”とでも呼ばれそうな今のマスコミのはしゃぎ振りは何ですか。むかつくなあ。

まったくねえ