ファウスト その3

 今週もまたファウストからです。
真ん中辺りまで読んだのですが、その先がなかなか捗らないのです。途中違う本を読んだりもしてしまい、その本がまた面白く(この本は数学者が書いた歴史解説のようなもので、頼朝や尊氏の外に、信長、謙信、秀吉と言った戦国武将などのエピソードを数学の公式や数式に絡めて解説するというユニークなものです)先週後半はそちらに浸っていました。今週はまたファウストの戻り週末までには終わりたいと思ってはいるのですが、どうなる事やらと言った具合なのです。
 なぜこんなに捗らないのかというと、どうもゲエテ先生の思いと私の波長がシンクロしないところに原因があるようなのです。このゲエテ先生は御歳73歳のみぎりに、19歳(19歳年下ではなく)の女性に結婚を申し込み断られるといったなかなか破格の方なのですから、私のような凡俗に分かるはずもないと言えばその通りなのですが、60年もかけて書いた作品にしては特別の目新しさもないようにも思えるし、まあ最後まで読まないことには何とも言えないと承知したうえで、あえて言うなら退屈なものであると言えなくもない読み物であるのです。やはり、私のレベルでは太刀打ちできる代物ではないのかも知れません。「手塚ファウスト」は面白かったのですけどねえ、But 最後まで読みます。

なぜそんなところに入るのかなあ 理解できないなあ。