繰り言

 昨日仕方なしに大枚7000円を振り込んできました。言わずと知れた交通罰則金です。なんせ目の前に置いておくといらつくし、裁判に持ち込むまでの気概もないものですから早いとこ済ませてすっきりしようと思ったのです。しかし全然すっきりしませんでした。
 払い込み用紙を見ると国庫金として収入されるらしいことが分かります。「交付税及び譲与税配付金特別会計」の中に入り、警視庁の「交通安全対策特別交付金勘定」で処理されるようなのです。これは一般的な国庫繰入金とはならず、警視庁の、それも内輪の監査しか入らない、言うならばどのように使われても外部からは全く分からない「特別交付金勘定」などという訳の分からない勘定項目で処理されるのでしょう。この「特別・・・」という勘定項目は一般会計からは離れている会計ですから、国の特別会計と同様に伏魔殿のようなものです。そうでなくとも警察関係の会計は、不透明な部分が多く外部からはチェックが入りづらいところです。ましてやその中の「特別勘定」ともなれば、これはもう「何でも有りの世界」ではないでしょうか。私の特上寿司の行方は、警察キャリア官僚の餞別金とか天下り先である交通安全協会のエライさんの退職金の上乗せか何かに化けるのでしょうか。その辺りはっきり会計報告して欲しいと思うのです。
 ある本によると、警察の中はキャリア官僚という一部特権的階層、ノンキャリア組幹部層、その他大勢現場警察官といったヒエラルキーになっているらしく、これらの階層間の反目、不信感は相当なものと言われます。特にキャリア官僚とその他とは全く別物の世界らしく、「踊る捜査線」の青島君とキャリアとの友情関係などは考えられない、そもそも接点さえないのが現実のようです。そういった組織が世間一般から殆ど監視されることなく、勝手に税金や反則金を使っているのですし、それでも犯人検挙率でも上がっていればまだしも、検挙率は年々下がり主に凶悪犯のそれが特にひどいと言われては、困ったものでは済まされない事態なのです。
特上寿司みんなで食っているなんてことない?・・・。

そう言えば久しくお寿司食べてないわね。