時間

 時の間と書いて時間。或る時から或る時までの間に経過した何かにつけた尺度、ですかね。
意識してもしなくても時間は経過するけど、意識しなければ無いものとして扱える概念。幼児の頃は時間なんて考えたことも無かった、と思う、記憶ないけど。いつの頃からか生活の中に入り込み、考えずにはいられないものとなったんですね。
 “時よ止まれ、お前は美しい”、“時の流れに身を任せ”、“時は金なり”(だんだん高尚なフレーズから離れていくのは私の知的水準の時間とともに衰えていく経過を示しています)など、文学や詩、格言に多用される文系の言葉では有るけど、相対性理論の中でも重要な位置を占めている(勿論私は殆ど分かりません、この理論は)理系の代表選手でもあります。また、流れたり、止まったり、長くなったり、短くなったりする、全く掴みどころのないものでもあるようです。
 私の個人的環境ですが、今年4月からこの時間をそれほど気に懸けなくてよいものとなったのですね。これは大変結構なことで、この状態がいつまでも続くことを願うばかりです。その昔「モモ」と言う本を読んでえらく感じ入ったことが有ったけど、やっと時間が自分のもとに戻ってきたと思う今日この頃なのですよ。

私は時間なんて気にしたことないもんね