寒い

 先週まで“夏日かよ”と言っていた日があったと記憶しておりますが、今日は一転冬のような気温で、おそらく気の早い家ではストーブあるいはこたつなどに手を出したのではと思うほどなのです。夏日が遅くまで出る年は冬が寒いというジンクスがあるようですが、今年もジンクスは生きているかの予感がします。
 夏が熱く冬が寒いのは決して悪いことではなく、作物もヒトも季節のメリハリをしっかりと受け止めて反応しますから、作物も出来が良くヒトも生き物もシャンとした姿勢で生活できるのです。むしろ夏なんだか冬なんだかわからないような気候は、ダラーと伸びきったミミズのようになってしまい、いずれ天日干しで干からびてしまう運命か、土人の生活、あ!これはまずい大阪府警機動隊員のような言葉遣いが出てしまいました。要するにあの隊員のようになってしまうという恐れがあるということなのです。
 もう何を言っているのか分からないほど、今日の寒さは突然であります。明日からはもっと寒いというし、やはり年寄りには温かい方が過ごし易いというか、そんなことをつい思ってしまう、予報では午後から晴れると言っていたのに、まったくその気配がない日曜日の午後であったのでした。

寒いときには布団の中が一番