五日目

   

 陳腐化、という言葉があるけど、PCをはじめとするIC機器の類はこの陳腐化する期間が短い。早い話が私の使っているPCはすでに10年選手で起動も処理も遅いのです。要するにすでに陳腐化してしまっている訳です。そこへもってきて、マイクロソフト社はこの機械にかってにアップデートをします。常識で考えれば、アップデートはその機械の性能をアップさせるもしくは適正化するものであって、処理を遅くしたり立ち上がりをやたら時間がかかるような設定にするものではないはずなのです。もしそんなアップデートであればそれはNGであり、不良品と言えるものでしょう。ところが、マイクロソフト社のアップデートはまさに不良品そのもの、わたしの老頭PCは滅茶苦茶に動きも立ち上がりも悪くなってしまったのです。

 私はビル・ゲイツに言いたい、あんたのような金持ちと違って古いPCを使っているユーザーはみんな涙で枕を濡らしている、マイクロソフト社をクソッタレと思っているのです。大体が、スペックを考えずにやたら思いアップデートをインストールすればどうなるか、素人だってわかります。おかげで私は立ち上がりのたんびに15分もPCの前でバカ面をすることになっています。誤作動も多いし、バカ~と言いたい。