立冬

 枯枝ほきほき 折るによし(尾崎放哉)
暦の上の冬の到来にしてはやや暖かい日が続いて、公園のケヤキもやっと色づき始めた秋本番という、実にこのどうも結構なお日和なのですが、例によって放言、暴言を繰り返す大臣をのさばらしている永田町の体たらくと傲慢さには、腹が立つよりウンザリとしてしまう今日この頃です。
 海の向こうのアメリカでは、これまたウンザリとするような中傷合戦の大統領選が投票日を明日に控えていて、史上最悪の大統領選挙とまで言われているなか、どちらが勝ってもアメリカ国民はゲンナリとするようなのですが、あの世界一豊かで政治好き国民の国の新大統領に託すべき課題が貧困解消というのですから、混とんとした世界に希望など見いだせる未来はないのかも知れません。
 よく乾いた枯枝は気持ちよく折れてよい焚き付けになります。明日は山に行きます。

日向ぼっこは最高