ネコノミクス

なにやら怪しげで胡散臭そうなネーミングです。しかし、本家よりは親しげに思えるのは私の個人的感想でしょうか。
ペットとしての猫が犬の数を凌ぐ勢いと言われています。それに伴い関連グッズや様々な猫用品が売れて、「ネコノミクス」ということらしいのです。ネットの猫動画や猫サイトは国内のみならず世界的な人気を博すものも少なくないと言います。ここ最近の猫人気は確かに過熱ぶりで、TVのCMでもかなりの露出度が目立ちます。犬と比べて散歩の手間がないとか鳴き声が気にならないなど、“利便性”ばかりが強調されているところは納得できませんが、猫の影響力がヒトの間に広まることは大変喜ばしいと思うのです。
しかしその一方で毎年何十万頭もの犬や猫が殺処分されている現実があり、ヒトの儲けの対象としての“ブーム”で終わらないように、「ネコノミクス」が本家のような“羊頭狗肉”とならないようにと願っています。

私たちを儲けの対象にしないでね。