第一弾

で、その第一弾なのですが、安倍内閣の経済政策に対抗する政策を考えたのです。それは、“グローバルからローカルに”ということです。別な言い方をするなら一国経済主義とでも呼ぶべきもので、自給自足と対外的非干渉を基本とした経済の確立を目指そうという提案です。食料だけでなく工業製品までも自給自足を目指します。資源もロクに無いこの国でそんなことが出来るはずがないし、時代を逆行させるでもしなければ実現しないと考えられがちな提案ですが、あながち空理空論ではないのです。なぜなら、自給率5割を切っていると言われる食料でさえ、この国の自然環境と効率的な収穫量を考えればそのほとんどを自給できるはずなのです。もちろん飽食、暴食、大量の残飯などの課題を解決しなければという但し書きですが、必要にして十分な食料の確保は決して困難なことではないのです。要は“暮らし方”の問題であり、生きていくうえで何が大事なのかという根本的な課題とどう向き合うかということではないでしょうか。
工業用製品についても、土や木材、あるいはリサイクルなど身近な原材料を利用することで可能な製品をつくるシステムを考案すべきで、大量に作り大量に消費させる、それらを海外にまで押し付けるような愚を改めれば、おのずと異なった道が見えてくるはずです。例えば石油製品に変わる物、燃料には木材、石炭、そして水素などがあり、プラスティックにはやはり木材、紙などで代用が利くものも多いのです。もちろんすべてを自給できるわけではないですから、本当に必要な最小限のものは外から取り寄せるしかないでしょう。しかしそういった暮らし、ライフスタイルを築き上げることで、かなりの部分まで自給が可能であると思われます。
第2弾につづく
PS・具体性に夥しくかけていると思いの方、いいんです。施政者はビジョンを示すだけ、後は官僚やスタッフがやります。それと、明日は休みです。

あまりに雑過ぎない?