寒い日が続きます。

アメリカ東北部では20年振りかの寒波で、NYでも日中の気温がマイナス17度などと言うニュースが先週流れていました。先週末から今週にかけてはこの国でも寒波がやって来て、北海道ではマイナス30度近くを記録したと言います。東京では雪こそ降りませんが10度以下の寒い日が続き、朝晩は氷点下となる日もあります。
今年は各地で雪が多いという話が伝わって来ていますが、比較的雪の少ない信州原村でも12月にかなりの雪が降り、また今年になって先週には15センチほどの積雪がありました。あの地区は標高が高いこともあり寒さは厳しいのですが、雪は東京と同じように2月以降3月あたりにかけて降ることが多かったのです。ところがここ数年12月あたりから積雪があり、今年は一面銀世界の畑が広がっています。気候の変化が確実に定着しだしているようです。
今年のこの寒さは、日本の東北海上にあるアリューシャン低気圧の位置が日本寄りとなっていて、それで日本上空の等圧線の間隔が狭まり寒気の流入が起こりやすくなっている、と気象予報官の皆さんは仰っています。ではなぜアリューシャン低気圧が日本寄りとなっているのか、その辺りの解説はあまりされません。きっと予報官も良く分からないのでしょう。私も分かりません。気象はカオスの世界と言われ、とんでもないことが原因となって気象の変化が起こされるのです。太陽の活動、温暖化ガスの増加、南米の蝶の羽ばたきなどなど、小さな些細な波紋が大きな変化を起こす世界です。現象だけでは説明出来ないのでしょう。
それにしても昨日(15日)は寒く、正午の気温は摂氏2度台でした。冷蔵庫の中より温度は低く、氷温保存の状態に近いとも言えます。ただしヒトは氷温保存しても鮮度は保たれることがないでしょうから、あまり意味のない温度と申せましょう。このような話も意味がないと同様な理由です。
明日(17日)は休みです。

お布団の上は暖かい