実にこの・・・

今週で10月が終わり、問題なければその次は11月がやってきます。もちろん問題があっても11月はやってきますから、何の問題も無いのですが、週明け早々から埒も無いことをグダグダ書いています。要するに光陰は矢のように進み、冥土の旅への出立刻限がだんだん近づいてきたという、実にどうも、この、借金の催促が追いかけてきているような、せわしない気分になる年の暮れ、にはまだ早い神無月の最後の週の朝ボラけ、後は野となれ山となれ、などという訳のわからないことでお茶を濁してやり過ごす、ネタ切れの朝なのです。
例によって台風は大騒ぎするときにはサラリとかわして通り過ぎ、さしたる被害も出なかったようですからまずは重畳といったところでした。しかしなんですな、あの手の自然の為さりようは、いつも突然にわっと来て、ヒトの右往左往をあざ笑うがごとくグチャグチャにしてさっと行ってしまいますが、さあ大変とばかりに準備万端をして構えていると、概ねこれが肩透かしを食わせられるという、何とも意地の悪いというか、あざ笑うというか、実にヒトを食った態度を見せるものです。もちろん完全に備えていたとしても何の役に立たないことも多くあり、自然の猛威という代物は人知の及ばないところなのでしょう。
秋が終わって来たるべき冬にはどんな災難が待っているのか、なんせ“記録的”“観測史上初”という文言連発の今年の気象は、特異な事象を伴いながら人の裏をかき、足早に去ってゆくのでしょう。願わくば私の頭の上には災難が降りかからぬようにと、自分勝手な祈りを太陽さんにするばかりです。みんな太陽さんの仕業なんでしょ、一連の出来事は・・・。

実にどうも・・・