今朝の朝刊（６日）で総選挙序盤戦予想が掲載されていました。案の定と言うかげんなりと言うか、各紙とも自民優勢、民主惨敗といった予想を掲げていました。前回の選挙で民主党が大勝した背景には、民主党がもともと保守政党であり、だから安全牌の気軽さと、自民党にはいい加減飽きていたことが原因としてあったと思っています。“健全な２大政党論”などと言ってマスコミも浮かれていましたから、多くの国民は“乗せられた”とも言えます。何が“健全”なのかについては、例によって検証も思考もせずに選択した結果です。おそらく、今回の選挙も同じことが繰り返され、振り子が元に戻るだけなのかも知れません。
でまあ、“またかよ”と思わず出てしまったのですが、せめて東京都知事選だけでもこの国の良識の片りんを示してくれないかと（ここでも何が良識だと自己質問しての話ですが）、わずかに望みをつなげています。原発、新銀行、オリンピック、震災対策・・と判断すべき材料は決して少なくありません。しかし特別に複雑で判断に窮する問題でもないように思えます。総選挙には行かなくとも都知事選挙には投票に行きましょう。せめて一矢報いないと、やれ“国防軍”だ“核兵器”だと言っている連中になめられてしまうから。
なかなか上手くいかないものね
