買い物出不精

電車に乗って外出するのが億劫になりました。車も駐車場や道路の混雑が面倒なので必要最小限の回数しか使いません。食料品以外はネットショップが便利で、居ながらにして品定めが出来て、おまけに配達までしてくれます。地方の中山間地や都市の一部で言われる“買い物難民”には、食料品や日常生活用品だって配達してくれるサービスがあるようです。“宅配”というシステムはネットと結合して、これからの商品販売の主流となることは間違いないと思われます。ますます出不精になること請け合いのようです。
このところ話題になりませんが、ネット上にバーチャルな街をつくり、そこでリアルのショッピングをしたり別荘を構えると言ったプランがありました。一部具体化したようでしたが、運営会社の力量不足か何かでその後話を聞きません。しかし、いずれは仮想空間の中にショッピングモールが開設されて、リアルワールドと同じような状態で運営される時が来るでしょう。今のネットショップと違って双方向で店舗とやり取りできる、画面上に生の画像や音声もつけて店員との会話も可能な、そんな世界が実現するのも遠い先の話ではないような気もします。
しかし、そうなったら便利かもしれないけど、買い物に出かける機会は減って、町中に宅配の車がひしめき合うかも知れず、道路が大渋滞したりするから、それはそれで困ったりするので、やはり都市計画は必要と何の脈絡もなく無理やり結論づけるのでした。
 
  私は出不精 ここ一番