何でこんなに鈍いの

雪が止んでから丸2日も経つのに高速道路が通行止め状態だったり、幹線道路や生活道路が雪で埋まったままになっていたり、いくら土日を挟んでいるからとはいえ自治体や関係機関の動きは遅すぎると思われます。
普段から大雪に慣れている地方でなら住民もそれなりの対応が出来ますが、東京やその周辺の雪の少ない地方では今回の積雪量には“お手上げ”状態のところが多いはずです。とくに生活用道路は除雪が進まず、車はもちろん歩くことさえままならない地域も多いようです。自治体や関係機関はことの重大さに気が付いていないようです。食料品やその他の生活用物資も底をつく恐れさえ感じている人たちが出ています。ツイッターやネットではかなり切迫した状況が伝えられています。私の長野の友人も電話で聞くところでは、家の前の道路は雪で埋まり、自力で除雪するのは無理だし・・・と困惑していました。今回の雪は比較的雪の少ない地方を襲ったもので、小規模自治体の地区も多いのが特徴です。ですから、都や県の対応に大きく依存せざるを得ない災害と言えるでしょう。どうもこの辺りが敏感に反応していないような気がします。
幹線道路や高速道路は物流に即影響が出ます。これは政府が責任を持って対応すべき問題で、この点についても国の動きは鈍いというか、自治体任せというか、普段口にしている“スピード感を持って・・・”いるとは思えません。こういった身近な災害に敏感に対応できないようであれば、大災害時などには慌てふためくだけで後手後手に回ることになるでしょう。口先だけではないことを示すべきです。まさか天気が続けば雪は溶けるから大丈夫と思っているんじゃあないでしょうねえ。NHKも今日(17日)の夜になって大雪の被害を詳細に報道したけど、遅っいよねえ、もう昨日から大変だったし、ネットやツイッターでは分かっていたんだから、反省してほしいと思います。

避難