都知事選挙 3

いよいよ候補者が出始めました。反原発の方からは期待の湯浅さんの立候補がなくなり、日弁連の元会長 宇都宮さんが出馬されるようです。やや華の欠ける思いもしますが、出来だけ市民参加型の選挙を目指してほしいと、もちろん当選して知事になってほしいとも思います。
でこの選挙の争点ですが、「脱原発」は当然として、「震災対策」が最重要課題としてあげられるべきであると考えます。言うまでもなく、東京は首都機能やら企業の本社機能が集中している街です。この国の命運を左右するような機能を持つ都市が、地震にまったく無防備な都市でもあるのです。偶然の産物としか言いようのないこの90年余りの幸運は、昨年の3.11ですべて終わったと考えるのが妥当でしょう。おそらく日本のみならず、世界の経済の行方にとっても、東京の震災対策は緊急かつ最大限優先すべき課題ではないでしょうか。“何がオリンピックだよ、何が尖閣だよ ばーか”と私はずーと思ってきましたが、今こそ、この2点を最重要課題として都知事選の争点にすべきであると、声を限りに叫びたいのです。まあ、私が叫んだところで何の効果も期待も生まれませんが、はっきり言ってその他のこと、例えば、やれ福祉だとか(好きな党もいるけど)、やれ築地だとか、ほれ新銀行とかのもろもろは、この際どうでもよいのです。とにかく脱原発と震災対策、この2点に絞って選挙しましょう。え?オリンピック、あンなものはもう鼻から相手にしません。馬鹿な運動オタクなんかは捨てておけばよいのです。
これで、バーと選挙盛り上がりませんかねえ、ねえ、駄目、これじゃ?
 
 これも震災対策が・・・