都知事選挙

ぼけ老人の気まぐれから突然の都知事選が行われることになりました。自分の都合で勝手に仕事を放りだす我儘は相変わらず腹立たしい限りですが、居なくなって清々するというメリットもあり、まずは目出度しと言ったところでしょうか。今度は少しまともな知事を選びたいものと(特に前回はろくでもない連中ばっかり立候補したもんね)思うことしきりです。
「あらまほしい選挙」というのが私にはあって、普通の人が選挙運動を気軽に手伝えて、募金やら演説会やらをあっちでもこっちでもやれる、政党や団体はそれらをサポートするぐらいで出しゃばらない、政策やスローガンは候補者を囲んで出来るだけ多くの人の意見を基に作る、なんていったところがイメージなのですが、そんな選挙なら暇だから手伝ってもよいと思っています。
例によって、候補者がすでにいろいろ取りざたされているようですが、「原発」を争点にした候補者選びをという動きがあるようです。私これ賛成です。分かりやすいし、今後の都政を担う人の品性人格を判断する良い基準になると思います。だって、エネルギー問題は都市生活と密接な関係あるし、経済や福祉だって日常生活が成り立ってこそが前提で、だから「原発」を避けて都知事選挙は考えられないと言ってよいでしょう。
そんな中で、貧困やホームレス問題に取り組んでいる湯浅 誠さんの名前が挙がっているようです。いいですね、若いし、リベラルで弱者にも深い関心を持っているし、組織や団体に振り回されずに選挙できるのでは、と期待を持ってしまいました。まあ本人は迷惑に思うかも知れませんが、適任ではないでしょうか、都知事として。みんなで盛り上げてパーと面白い選挙が出来るかも知れません。しかし、物事はそんなに単純ではなく、大体からして湯浅さんが立候補するかどうか分かりませんし、選挙を戦う母体だってどうやって作るのか、資金やらブレーンやらスタッフの手配など、どれ一つとってもかなりの時間と労力を必要とするでしょう。でもやってみる価値はありそうです。
 
 私も 上から目線で立候補しようかな