「いつかは来るのでしょう、原発で豊かな街づくりを目指せる時が。いまは原発の有用性など言おうものなら袋叩きにあってしまいそうな、そんなムードが蔓延しています。あの“ジュリー”さえ原発反対を言い出す始末ですから、しばらくはじっとなりを潜めて嵐が過ぎ去るのを待つのみです。そうすればどうせ飽きっぽい国民ですからすぐに忘れるし、経済優先を無視できなくなるに決まっています。
なんせ莫大な金額の資本を投入して造った施設を、そう簡単に廃棄など出来ません。もちろん今回の事故で幾分手抜かりがあったことは認めますが、人がやることに完全など無い訳で、事故の確率は飛行機事故などよりもずっと低いのです。電気事業は安定した経営と堅実な収益を上げていた優良事業だったのです。たった一度の事故でこんな大騒ぎをすること自体がおかしいのです。事故を教訓に再度無事故を目指せばよいことであるのです。化学プラント工場や石油精製工場、果ては花火工場だって事故を起すことはあるのです。なんで原発の事故だけがこのような偏見と差別を受けなければならないのか、理解に苦しむばかりです。
それに代替エネルギーと言ったところで、天気が良くなければだめな太陽光発電や、風が吹かないと発電できないものとか、あなた任せのものばかりでどうにも頼りない限りです。事故さえ起きなければ原子力は安上がりで安定した電力を供給できるシステムだし、二酸化炭素は出さないし、クリーンエネルギーなんです。環境にも優しいのです。何度も言ってきましたが、去年の事故は運が悪かったのです。地震に津波なんて考えても居なかったのですよ。あんなことはもう起きません。１０００年に一度のことだと専門家の先生も言っていました。なぜそんなことが分からないのでしょう、再稼働の日を待ち望んでいます。」
と言うような意見も無くはないでしょうが、この国での再稼働は無謀と言うしかありません。
原発は止めたほうがいいわね、はっきり言って。
