全原発停止

今日からこの国の原発がすべて止まります。最後まで運転していた北海道泊原発が昨日で運転を休止、これで原発による発電量はゼロとなりました。これはちょっとした出来事であろうと思います。この状態を続けられるのなら原発はいらないことになるのだし、原発を止めることは“集団自殺”みたいなことを言った人も居たけど、すでに東京電力管内はかなり前から原発以外の発電で賄っている訳で、上手くやればどうにかなるのではないのでしょうか。
例えば、高速道路の中央分離帯やビル、集合住宅の屋上には太陽発電パネルを設置したり、海岸線や風の通り道には風力発電、中小河川では小規模なタービンを使った発電、各地のダムでは揚水発電などなど、地熱利用の発電も含めればかなりの発電量が期待できそうに思えるのですよ。原発を稼働しないと立ち行かなくなる村や町があったとしても、それで三度三度のご飯を食べている人達がいたとしても、この際仕方ないと考えてしまいましょう。もちろん“原子力村”関係者などは路頭に迷おうが野垂れ死にしようが知りませんが、今まで国の“誠意”に期待してきた人達にも少しは負担をしていただきましょう。“原発マネー”を大量に使ってきたツケと思って・・・。
夏場の電力需要を心配される向きもあるようですが、まだかなり無駄な電気を使っているようですし、夏は休みを多く取って海や山に出かけて過ごし、その間に代替エネルギーを確保するよう努めれば平気でしょう。福島原発の周辺などはそういった自然エネルギーを使った発電施設の拠点にすれば良いでしょう。どうせ人が住めない場所が数多く出来ているようだし、建設や保守点検程度の滞在であれば、それほど人体に影響のない範囲で活動できるでしょう。いっそのこと過疎地域に太陽光発電の基地を作るというのは如何でしょうか。良いと思うのだけれども・・・。それにしても、福島原発の事故は収束に向かっているのでしょうか。

このような国に原発は要りません