猫と暮らさば・・・その2

 私はヒト以外の生き物にも普通に話しかけます。タメ語ではありますが“よう 何してるの”とか“何処へ行くの”などと話しかけます。ゴキブリや蠅(近頃ではあまり見かけませんが)などには話しかけません。同居している生き物たちにも、もちろん話しかけますが、なかでもいつもの写真の方には頻繁に話しかけたり、歌を歌ったりしています。反応はいま一つですが、とくべつ嫌な顔もしていないようなので(時には逃げたりしますが)まあ良い関係が築けていると思っています。
 ヒトとのコミュニケーションは煩雑な面があり、時として修復不可能なほどにこじれることが起こります。またストレートな愛情表現などは誤解と軽蔑、嫌悪、嘲笑などの反応を誘引しやすく、軽々に口に出すことは憚られます。翻って思うに、ヒト以外の動物とのコミュニケーションは誰に遠慮することなく(もちろん時と場所は選びます。道の真ん中でデレデレヘロヘロやっていたら、それはもうちょっと・・・)思う存分に、率直に心の内を解き放てるのです。中でもにゃん子さんは例によっての気まぐれですから、こちらの気持など全く意に介さない顔をしてほとんど無視されますが、そこは生きている者同志、眼だけで返事をしたり、気のない鳴き声を出したりで石木とは違う対応をしてくれます。またあちらの方もトイレの掃除をしろとかご飯の時間だとか(因みにうちのみこさんは食事時間になると、手で叩いたり舐めたりスリスリしたり、ジーと見つめたりもちろん猫なで声で鳴いたりします)いろいろ用事を言いつけてきますから、お互いに心が通じていると確認出来る訳です。しかし他所から見ればあちらは神、こちらは僕(しもべ)といった関係ともとれますが、当事者同志は一向に差しさわりがないので良好な関係と申せましょう。こういったコミュニケーションを日常的に持っていると精神的に穏やかになると思われ、昨日に繰り返しになりますが世界平和のためにも有効なことと考えられるのです。ぜひ皆様に置かれましても世界平和に貢献されるよう心からお願いする次第です。「動物愛護センター」という残虐な施設が一日も早く無くなるようご尽力ください。

今日は朝早くからどたばたうるさかったわね。また山でしょう?