やれやれ・・・・では済まされない

 ほっとして胸をなでおろしている関係者は多いと思われる“世田谷事件”ですが、あの場所はたまたまラジウムによるものだったけれども、他の地域では福島由来と思われる高濃度の放射線が計測されています。やはりきっちりと全都にわたる測定を実施すべきです。放射線被爆は年齢の若い人ほど影響が大きいのですから、山本 太郎にだけ任せずに若年層の奮起に期待したいと老人は思うのです。原発の是非を問う住民投票請求署名が東京都と大阪市で12月から始まりますが、こういった運動に積極的に参加することも一興だと思います。ニューヨークで起こっている経済格差反対のデモは、決して対岸の出来事ではないと思われます。けれど同じような条件を抱えている若年層が多数いるにも拘らず、この国ではその影響がまだ顕著とは言えません。ヘルメットをかぶって街頭に出ろ、とは言いませんが旗を振るぐらいはしたほうが良いのかと思ったりもします。“就活”などと言うへんてこなシステムに縛られずに、もっと自由に生きていける道だってあると…なんて考えるのはお気楽な老人の戯言でしょうか。

私はまだ少しシェルターに入っていようかしらん。