十四日目

 言うまでもなくこのブログは自分のために書いているのですから、その日思いついたことを適当にまとめて文章化すること自体が目的です。世間に向けてのメッセージとか訴えなどとは違う性格のものです。形としてそのような形式をとっていますから、あくまで自分の頭の中の整理のためと考えています。したがって独り言をぶつぶつ言っているようなものであり、意味のある文章と言った内容とはなっていないかも知れません。

 という前提のもとに書きつらねるとすれば、政府や自治体のコロナ禍に対する取り組みの拙さ、遅さ、杜撰さは何処に起因するのだ、責任者を出せこの野郎と、声を荒らげたくもなる今日この頃なのです。やることなすこと間が抜けているし、ピントははるかにずれている、おまけに税金は無駄に使われているように見えるのです。あの“安倍のマスク”に始まって様々な施策が実行されましたが一向に効果が見えないと思えます。おまけに「GO-TOキャンペーン」のようなコロナ感染を助長するものまでもやるに至っては、支離滅裂、本気で新型コロナに立ち向かう気があるのかと疑ってしまうほどです。しかし選挙になれば与党候補が優勢で、つい最近の国政補欠選挙以外は順当に与党が勝利しているのです。この辺りの状況を思うと、与党幹部、関係者各位は、全有権者のおよそ3割と言われるコアな保守支持層の、与党の政策におおむね満足している、あるいはほかに任せることは出来ないから消極的支持をするといった岩盤の上に、どっかり胡坐をかいて与太話に花を咲かせている、そんな図式が浮かんできてしまいます。これは政治家だけでなく政府及び自治体の職員の資質さえも疑問をもって見ざるを得ない、そんな絶望さえも感じてしまうほどなのです。現場の労働者の、行政に携わる公務員労働者の矜持を見せて欲しい、役人魂を発揮してほしい、そんな期待がムラムラと沸き上がります。それともすでに「公僕」などと言う言葉は通用しないのでしょうか。