十五日目

 心に浮かぶ よしなしごとを 所かまわず書きなぐれば 怪しいほどに心苦しく 穴があったら入りたくなる この世に生まれ幾年月 すでに残りの時間も少なくなり やり残したことは多々あれど そほどの後悔もなく どうせ出来ぬことばかりと 早々と諦めて 行き当たりバッタの人生行脚 誰に気兼ねするでなし 残すものもなし 明日の風は明日にならなきゃ分からない 月は東に日は西に 百年経っても変わらずに 地球は疲れず回ってる 46億年が長いか短いか 1億5千万キロメートルの彼方から 熱と光を届けてくれる宅配サービス ツケも大分溜まってきた かと言って支払うには溜めすぎて もうシカトを決め込むほかにない なんせあちらは大手だし 50億年先にはチャラになる 気楽に構えて甘えに甘え そのうち何もかもうやむやに あとは野となれ山となれ 所詮アチキ等ゴミ屑以下で 風の前の塵に同じ 祇園精舎も鐘の音にも縁がない 大砲の上に晒されて 誰も花など手向けてくれぬ しゃれこうべのなれの果て

 さてお立合い 1枚が2枚 2枚が4枚 ・・・ヨンパー・クンロク・イックニ・ザンパースー・チーロンパー・ドーン マンガン成就間違いなし