六日目

 緊急事態宣言がまた発出されそうなことになっていますが、同じことを何度やっても基本解決にはつながらないと、誰か責任をとれる人が言ってくれないですかねえ。ワクチンの問題もそうですがすべて場当たり、行き当たりバッタの感が拭えません。

 感染症対策の基本は、感染源の特定、その隔離、ワクチン、治療薬の投与などが挙げられるでしょうが、PCR検査や感染源の追跡調査が未だに蔑ろにされているような状況が改善されていません。この傾向は東京都が著しく、“オリパラ”がらみで意識的に検査数や感染経路の調査を意識的に怠っているとしか思えないような状況が続いています。そもそも陽性率が50パーセント近くになるようなPCR検査って、何のための検査なのでしょう。誰が考えてもおかしいとしか思えません。プラカードを掲げて街を練り歩くだけの無策をいつまで繰り返せばよいのか、東京都の担当者も少しは考えなさいよと申し上げたい。

 それと、小池都知事が「エッセンシェルワーカー以外のひとはと今日に来るな・・」というようなことを、テレビで堂々とのたまっていますが、あれは自分の無能を棚に上げて責任転嫁をする何ものでもありません。そんなことできるはずがないでしょう、勤め先が東京なのです。都の職員だって半数近くは他県から来ているじゃないんですか。まったく馬鹿じゃないの。知事が無能だと職員も無能になってしまうのでしょうか。