8月ですなあ

 都知事選も終わり、あとはオリンピックのバカ騒ぎに続き汗臭い高校野球と、もうそうでなくとも鬱陶しい8月が始まります。新都知事に決まった前自民党議員の方は、さっそく秋波を古巣に向けて送り、向けられたほうも過去はすべて流して未来志向とやらで、都民のことなどさっさと忘れていくのでしょうねえ。まあ石原慎太郎以後3回にわたり途中退任する知事を選択した都民は、相も変わらずに知名度を物差しとして選んだようだし、与党も野党も政策優先の候補者を立てられない体たらくを露呈した選挙でもあったのです。
 さてそこで、この際ヤケクソとなって考えるに、この東京の緊急かつ重要な課題は、保育でも老人でも学生でもなく、ましてやオリンピックなどではさらさらなく、原発と震災対策これに尽きると考えるのです。茨城を震源とする大地震東海村原子炉がメルトダウンでもすればもう東京は廃都にするしかなく、同様に首都直下型大地震が起きれば日本経済はおろか世界経済にも重大なダメージが心配されます。つまり原発と震災を棚上げした東京の未来など存在しないのです。ですから何をおいてもこの2つを優先して政策を立案すべきです。まず原発は止めるように東電や原電に申し入れて、聞き入られなければ電気の購入先を自然エネルギー会社に変更し、震災対策はそのための都市計画を立案して都市改造を行う。その際には強引に進めることが肝要です。住民の意向尊重などと馬鹿なことを言っていては間に合わない事態がもう来ているのです。“中国方式”でブルトーザによる寝込み襲撃するぐらいの根性が要求されます。どうせ知名度による判断しかできないレベルの都民ですから、遠慮することはありません。“GOOD ENDING MAKES GOOD ALL”結果オーライと行きましょう。“明るい北朝鮮”と言われるシンガポールの繁栄は有無を言わさない実行力です。新都知事さん お願いね。
 やっぱ独裁志向かなあ・・・これでは・・・。

寝るだがね