速いもので・・・

速いものでもう2月の半ば、梅もかなり咲いて見ごろとなっています。近くの川、といっても都市河川ですから、周りをコンコリートの壁で囲まれた風情も何もない川です。それでも野鳥には貴重な水場であって、何種類もの鳥が羽を休めたり餌を獲ったりしています。カルガモ、マガン、ハクセキレイコサギなどの常連に混じり時おりゴイ鷺やカワウなどもやってきます。そして飛ぶ宝石と言われるカワセミもときどき見かけます。こんなところでどうやって暮らせるのかと要らぬ心配をしますが、川の中には良く見ると小魚が意外と多くいて、水嵩も深いところでも数十センチ程度の小川であっても、狭い川原も少し残っているから、野鳥たちにとっては案外暮らしやすい場所なのかも知れません。下水道の普及が進み水質の良くなったことも原因しているでしょう。
去年の今頃は14日の大雪の影響で山梨やその周辺は大騒ぎでした。今年も地域によっては積雪が多く、北海道辺りでは毎週のようにブリザードとなっているようですから、やはり気候の変化を感じてしまいます。東京でも思ったより降雨量が多いようで、公園の霜柱がかなり大きくなるほどです。地面の水分が多いせいでしょうが、暖冬予想が外れて氷点下の朝が続くことも影響しているのでしょう。西高東低の冬型が多い割には雨が多く、春が早く来る前触れかと思ったりして、桜の蕾を見つめることが多くなったようです。
などと太平楽を書きましたが、世間はかなり騒がしくなり、どうやらこの国も物騒な時代に一歩一歩近づいているようで、なんとも気持ちがざわつくのです、ホントのところは。

胸騒ぎ?