桜の季節到来、値上げの季節も・・・。

いよいよ桜が咲き始めました。
青梅の梅林は今年全て伐採するそうですが、本当に残念なことです。あそこの梅はちょうどこの辺りの桜の開花と時を同じくして満開となり、梅と桜が連続して楽しむことが出来たのです。もうしばらくはそれもかないません。
 この辺りの桜が満開になる頃には今度は甲府の桃畑が文字通り桃色に染まります。中央高速からの眺めはなかなかのもので、これも毎年の楽しみでした。しかし、高速道路料金の事実上の値上げとも言うべき各種割引制度の3月末での廃止は、この桃の花にも冷や水をかける仕打ちとなりました。大体が税金で割引料金の補てんすること自体おかしな話で、税金で造った道路なのですから、割引制度にかかる費用など道路会社の経営努力で相殺すべきなのです。S・Aの改善や道路下の利用、太陽光発電など開拓すべき営業分野は数多くあり、経営・営業努力をすれば割引制度などと言うケチなものでなく、料金そのものを安く出来るはずです。政府はその辺りに全く言及していません。建設族国交省O・Bの顔を立てる政策に、私たちが付き合う義理は無いはずです。
 山に行く時には高速道路をよく使います。そのたびに友人と二人で、この道路の下に共同溝を巡らして光ケーブル、電話などの各種通信ケーブルを通せば使用料だけでもかなりの収入が上げられるし、高圧送電網を埋設して送電事業を起こせば全国ネットで商売できると話したりします。せっかく民営化した高速道路会社なのだからそのくらいの営業努力はすべきでしょう。安易に利用料金にのみ寄りかかって経営するのでは何のための民営化なのか、少しは考えて欲しいのですが無理だろうねえ。
 せっかく咲いた桜も、消費税増税や高速料金“値上げ”で春爛漫とはいかないのですよ。

今年の桜