七草粥も食べたし・・・

松の内も終わりそろそろ正月気分から抜け出る・・・、なんて月並みなことを言うほどの予定も日程も無い結構な暮らしを送る私ですが、来月には都知事選挙、4月には消費税の増税開始と何やらザワツク予感がする松の内明けです。
正月も終わり七草粥も食べて、さて今年ものんびりと余生を送るかと太平楽を気取ってみても、どうも世間は騒がしそうな雰囲気が満ちていて、それらと全く関わりを待たずに居ることは難しいようです。まずは都知事選挙がどのような結果をもたらすのか、さし迫った課題が山積している東京都の浮沈にかかわるとも言える訳で、無責任な4百数十万の都民が今度はどのような投票行動に出るのか、50億円の税金無駄使いの反省を踏まえての投票を期待したいところです。まああまり期待は出来そうにありませんが・・・。
このところ度々このブログに登場する安倍首相についても、悪乗りというか前後の見境がないというか、原発再稼働や根拠のない賃上げ論、集団自衛権の行使、果ては憲法改悪への地固めなど、ますます自信過剰となってきています。公共事業と輸出優先という経済政策は、膨大な国家財政赤字と雇用の喪失というツケを今にもたらした政策です。同じ轍を踏む愚を繰り返す現政権に何の期待も抱くことは出来ません。やたらと強調される国家意識や、国防意識のプロパガンダは、パワースポット通いや神頼みが蔓延する風潮と相まって何とも気味の悪さを感じます。
このように考えてくると、今年はロクでもない年になりそうでゲンナリですが、“粉々に砕かれた鏡の上にも あたらしい景色が映される”と一抹の希望に縋りつきましょうかねえ・・・。

げんなり・・・