大問題

 夏は冷房、冬は暖房。スーパーには車で行くし、ウォッシュレット付きのトイレに毎日大量に出るプラごみ。家の中には余分なものが溢れ、およそエコロジカルとは言い難い生活を送っている私ですが、エコロジーに関心がない訳ではありません。しかし都市で生活することは大量にエネルギーを消費することであり、そんな中でどれだけエコロジーと言っても限界があると思うのです。では田舎に行けばエコロジーかと言えば必ずしもそうはならず、例えば買い物は車がなければ出来ませんし、住民がまばらに住んでいますからインフラにかかる一人あたりのコストは高くなります。つまり先進国と言われるような国では、都市でも田舎でも大量にエネルギーを消費する点で50歩100歩ではなかろうかと思うのです。では100年前の生活に戻れるかと言えばそれは出来ない相談ですから、開発途上国の皆さんに今のレベルに甘んじて頂き、低エネルギー消費の生活を持続してもらう以外に解決策は考えられません。とはなかなか言えないでしょう、思っている人はかなりいると推察されますが・・・・。どうもこの課題については有効な解決策と言うのは無いような気がします。
 この問題は考えれば考えるほど壁が大きく厚くなり、それでいて手をこまねいては時機を失する羽目になり、かと言って強引に事を勧めるには反対が多く、では話し合いで結論が出せるかといえばそれは絶望的で、だからもうお手上げだと匙を投げることも出来ず、世界中で何度も会議したところで一向にまとまらない、しかし会議だけは連綿と続くという何ともとんでもない問題なのです。私ごとき市井の凡俗の手に負えるものではない課題であることは重々承知しております。以上を踏まえた上で一つご提案を致します。
ありきたりの言い草ですが、国と言う制度を止め、地球連邦にして富める国も貧しい国も同じ土俵で生活するのです。そうするとまず軍隊はいらないですよね、それから…やっぱり無理ですね、空論でした、このまま突き進む以外ないでしょう。

何をばかなことを・・・。