円高特効薬

 日銀がもたもたしながら金融緩和などと言ってますが、どうせたいした効果は期待できないでしょう。そこで私は一計を案じました。為替固定制です。ほら昔私達の子供の頃は1ドル360円で固定されていたのですよ。その後自由貿易を標榜するアメリカを中心とした国々が、要するに固定相場では商売にならないとして日本をターゲットにした為替自由化が実施されたのですね。そして関税障壁は取り払うというおまけをつけて自由貿易システムの構築となったのではなかったかと記憶しております。違ったかな。とにかく今はそんな状態が続いているんだと思います。もともとがアメリカ資本主義の都合で作られたシステムが、今では機能しないどころか、アメリカが元凶となった経済危機を作り出す始末です。こりゃあ不味いでしょう。ですから元に戻し、為替は固定相場で数年に一度見直し、関税は各国が事情に応じて設定する、このようにすれば投機で為替の値段が動くことも無いし、企業だって為替に振り回されず本来の生産活動に専念できます。自由貿易の原則が崩れ経済が停滞する、と言う方もいらっしゃると思いますが、停滞して良いじゃないですか。何もよそ様が欲しがっていない物まで売り付けて稼いだお金で贅沢しなくても。どっちにしろ庶民の私達は贅沢なんか出来ないんだし、輸出で荒稼ぎしても悪い評判取るだけだし。
 日本はデノミで100円を新1円することも一緒にやってしまうと良いかも知れませんね。世界の主要通貨はドル、円、ユーローだからこれみんな1対1対1で分かりやすくするのね。日銀のうらなり瓢箪も少しは考えて欲しいですね。政府が一番望んでいるインフレがデノミで起せるかもしれないし。全く高給取っているんだからそれなりの働きをして欲しいと思います。しかし、考えてみれば、円高って円の価値が上がることで、決して悪いことではないような気もするけど、これが決して良くないんだからやっぱり固定相場なんだわ。

まったく このところ与太話ばかり・・。