夏の終わり

 相変わらず蝉は鳴きうるさいのですが、ここ数日は朝の温度が20度近くまで下がり、台風が2週続きでやって来るわで、夏も終わるのかと思わせる陽気となっています。確か去年も8月後半から急に涼しくなって、あれよあれよと秋となってしまったのでした。
 “I‘ll be back”と台風が言ったかどうか知りませんが、西に去ったと思った10号台風はシッカリ強くなって戻って来るし、どうやら暑さもぶり返す気配でもあり、一筋縄ではいかない今年の夏なのでしょう。まあ気圧配置もおかしなことになっていますし、偏西風も蛇行しているようだし、秋だって冬だってどんなことになるのやら、オトロしい時代となったものです。
 ターニングポイントと言う言葉があります。気候変動だって何十年と言うスパンで起こる現象でしょうから、きっと今はその最中でなかろうかと思います。ただどのように変わっていくのかについては諸説これあり、温暖化なのかはたまた小氷河期に突入するのか、あるいは本格的な氷河期が迫っているのか、専門家たちもよく分からないようです。どちらにしても何百年、何千年という時間の中で結論が出されるはずですから、私個人は関わりのない事象となるでしょう。当座は地球の夏の終わりに立ち会うことはなさそうです。

神 高きにしろ示す