国のやることに口出しするな・・・

沖縄県知事が国に対して行った辺野古周辺での工事中断要請を、政府は全く無視する構えです。沖縄県が基地移転工事の許可取り消しをするなら法廷闘争も辞さず、との脅しさえかけています。
昨年の県知事選挙とそれに続く総選挙で自民党は相次ぐ敗北を帰し、その後は当てつけのように沖縄県を無視する態度をとり続けている安倍内閣ですが、“地方重視”とか“地方創世”などと言っていることを全く忘れているかのような対応ぶりです。国の方針に従わなければ容赦はしないと言う“地方無視”の本音が露骨に出ているうえに、強権的な安倍内閣の性格がストレートに反映されている、まことに解りやすいそのやり方には稚拙ささえ感じられて驚きます。
要するに、国のやることに文句を言うなという政府自民党が従来やってきた路線を、そのまま引き継いだだけのことなのでしょうが、何やら強引さだけが目立つのです。株価が2万円の大台を目前となったこともあり、安倍内閣の鼻息がますます荒くなることは必至ですが、実体経済の伴わないバブル様相と強気の政権運営をどこまでやるのか不安が増すばかりです。躁状態の後には鬱状態となるんですね大体にオイテ・・・。

文句言うな、だって