唐突ですが、春のギャラリー開催です。

今年は月末に暖かい日がやって来て月初めから冷え込むと言ったパターンがあるようで、先週は2月最後には20度近くまで気温が上がり、もう春を通り越して初夏かいなという陽気でした。そして3月となると一気に気温は下がり冬に逆戻りという、何とも激しいジェットコースターのような気候が続いています。
NHKの籾井会長のあの顔をいつまでも見たくない今日この頃ですが、3月でもあるし近所の公園の河津桜も咲きはじめましたし、ここらでまたギャラリーを開催します。今回は“アンフォルメル”と言うジャンルの絵をご覧いただきます。要するに形になっていない絵です。まあ本来の“アンフォルメル”は第2次大戦後にパリで起こった新しい美術活動の一つらしく、それまでの抽象絵画とは一線を画す“不定形なるもの”という意味合いの絵画運動であったようです。今回の絵は“不定形”という恰好だけは似ているというだけのパクリのようなものですから、思想的裏付とか基本原理などと言う大層なものとは無縁な、まさしく“形になっていない”絵というレベルの、落書きの延長上にあるとでも言える、そんな絵です。気楽にご覧ください。

異空間1    F6  パステル・紙