海の日

今日は海の日とやらで、じゃあ山の日はいつですかと聞けば、そんなものはないという、実に理不尽な日なのです。古来、海と言えば山、と相場は決まっていて、海の日があって山の日がないというのはいかにも片手落ち、偏向思想というものです。しかし、仮に山の日が制定されたとすると今度は川から苦情が出ると思われ、山と言えば川だべ、合言葉だって忠臣蔵では“山、川”だったでねーか、とまあ、その筋から異論が出されるでしょう。ところがここまで来るとさらに高所からの議論が吹っかけられる恐れがあり、それは、陸の立場はどうなる、といったものなのです。“山だ川だと言ったってせんじ詰めれば陸を構成する一要素であり、海に対峙する本質は陸である、この愚か者とばかりに声高に叫ぶでありましょう。要するに、短絡的に海の日を制定したことで地球規模的な波紋を生じさせてしまったという、拉致も無い与太でした。本来は休日イコール休みのパターンなのですが、暇なもんで更新したという・・・、お粗末様でした
 

山の日は?