富士山

子どもの頃から晴れ親しんできた山です。と言っても遠くから見るだけでしたが、晴れた日であれば大体は見える山でした。近頃では高い建物が多くなり、ビュウポイントが限られてきました。開けた場所に行けば道志山塊を前景にした富士山を今でも見ることが出来ますが、ビルや看板の脇から覗く富士が定番の風景となってしまいました。
痛勤”電車に乗っていた頃には、窓から垣間見える富士山が楽しみでした。ほんの一瞬の風景ですが、冬の青い空を背景に浮かぶ姿などはいつ見てもうれしくなりました。渋谷区役所の屋上のNHK側から、富士山の頭が少しだけ見えるポイントがあります。そういった隠れたビュウポイントを見つける楽しさも富士山にはあります。富士山が見える最遠ポイントというのをTVで紹介していたことがありましたが、何処にでも富士山を見ることが好きな人は居るようです。
富士山に最初に登ったのは20代半ばぐらいでした。ただ頂上までは登らず、雪上訓練だったので8合辺りまででした。その後何度も富士山にはいきましたが、結局頂上には一度も行ってないままです。昨今の夏の富士登山はとんでもない混雑で、とても私の入り込む隙間などない様子です。頂上でのご来光は御目文字叶いそうにありません。
散歩の途中で富士山が見えるポイントがあります。小さな川の遊歩道から家並みの上に見える富士山です。今の時期には雪化粧の上半分がよく見えます。何時、何処から見ても富士山は大きく、綺麗で凛々しいと思ってしまいます。
 
 金峰山から