空が青いなあ

“空が青いなあ” “あったりめえだあな”と応えるCMがその昔ありました。でもその当たり前の空がなかなかお目にかかれない時代もあったのです。今日(3日)の空は前日のどしゃ降りの甲斐あって、爽やかな9月の空にふさわしいものでした。白い雲と青い空とのコンビネーションは私の永遠のテーマです。空は理屈抜きに美しく、雲は一秒として留まることがなく、ともに2度と同じ色、形にはなりません。朝、昼、晩、夜中でさえそれらの表情に飽きることがありません。“この世のほだし持たらぬ身に 空の青さのみぞ惜しき”とはよく言ったものと感心します。究極の美は何かと言われれば、私も迷うことなく青い空を挙げます(もちろん私はこの世に未練や欲を山ほど持っていますから、“空の青さのみぞ 惜しき”などと達観できませんが)。
9月に入ってから急に雨が降り出して、それも短時間ではありますがどしゃ降りで、残暑は相変わらずのようですが大気の流れは変わってきたようです。ンだから、何よ・・とまあ突っ込まれると返す言葉はないのですが、時は移り季節は変わる、まして貴女はなおさらにという、意味のないことを想い出す季節になってきましたなあ、などと書き出しとは大分ずれた方向に行ってしまう午後3時なのです。そこでこの、今週はドストエフスキーなんぞを解明しようなんて考えても見たのですが、到底手におえる代物でなく、もう本も図書館に返してしまったので、それはまた次の機会ということにします。この国では、「次の機会に」とか「また今度」などという時には、「そんなこと分からないからね」とか「一応又とか次とかいうけど、これきりだもんね」という意味ですから、期待はしないでくださいね。しないと思うけど。ではまた明日。
 
 まったく 何を言っているんだか