梅雨に入ったと見られる、という気象庁の発表からずっとそれらしい天気にはならず、なにやら梅雨とは思えぬ過ごし易い日が続いていました。でも今日はやっと雨が、それも本格的な雨が降り、今度は大雨への注意が必要だとして警報までが出ている地域もあり、極端から極端に走るこのところの空模様はなにやら“温暖化”を絵に描いたようでもあり、正直なところ高をくくっていた地球環境を取り巻く変化が、いよいよ現実化してきているのかと、ある意味では興味津々というサディスティックな思いに捉われたりしているこの頃なのです。
もう1年近くにもなろうという水道管の取り換え工事ですぐ前の道路は賑やかだし、おまけに最近では近所の財務省の独身寮が土地もろとも売り払われ、取り壊し工事で騒音が鳴り響き賑やかさに拍車がかかっています。きっとその跡地には集合住宅か何かが建設されるだろうと思われますから、そうなると今度は建築騒音に悩まされるわけで、もういい加減でその場しのぎの“スクラップアンドビルド”は止めにして欲しいと切に希望するのですが、そんなことはお構いなしにオリンピックに向けてあちこちで更にドンガラと始まるでしょうから、もう東京中が騒音だらけになってしまう恐怖さえ感じてしまう今日この頃なのです。
毎年繰り返される道路の水道、ガス工事よりは、共同溝を設置してせめてインフラの集中管理を目指すとか、3、４0年ごとに建設廃材のゴミを大量に生み出す現在の建築工法を抜本的に改めるとかする知恵を、そろそろ発揮してよい頃と思うのです。自然の猛威には為す術もないといった局面が未だありますが、せめて住環境やインフラの整備はその場しのぎではない対策を採れるのですから、どうにかならないのですか萩生田副長官殿と、その強面のお顔にお願いしたくなってしまいます。
それにしてもよく降りますねえ、土砂降りですよ今日は。
梅雨にはアジサイですねえ
