やはり墜ちた

 沖縄の名護市沖で米軍のオスプレイが“不時着”したとのニュースは、「やはり墜ちたな」と現地の人たちに衝撃を与えているらしい。それにしても、TVで見る限り機体はバラバラとなって散乱、どう見ても不時着とは思えず“墜落”が正しい表現ではないかと思える状況だった。どこの誰が“不時着”と言ったのか、あるいはそのように報道するように規制がかかったのか、どっちにしても事実とは異なるような言い草に思える。
 オスプレイがよく“墜ちる”と言うのは開発当時から言われていたことで、構造上の欠陥ではないかと言われたこともあった。そんな危うい機体を横田基地に配備するというのだから、近隣の自治体では反対の機運がこれを機会に一層盛り上がることだろう。安全安心と言ってきた政府や米軍は火消しに躍起となっているようだが、もし今回のような“不時着”が横田周辺起きたら大惨事となるやもしれず、それでも関係者は“不時着”と言い張るのだろうか。おりしも最高裁辺野古の工事を差し止めた沖縄県に対して、国の主張を認めた工事差し止め無効の判断を出そうとしている。沖縄の不安が現実化した事態を踏まえた判断を求めたい。

なんか落ちてこない・・・?